ヘッドフォンブック 2014 (CDジャーナルムック) の感想

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参照データ

タイトルヘッドフォンブック 2014 (CDジャーナルムック)
発売日2014-03-15
製作者音楽出版社
販売元音楽出版社
JANコード9784861711206
カテゴリ » ジャンル別 » 趣味・実用 » オーディオ・ビジュアル

購入者の感想

ステマだの提灯記事だのは関係者でもなければ推測でしか無いので触れませんが
そういった「記事の傾向」がどうこう以前に誤植と思しきものが多い。
出版社のページにweatone W30の価格に関する誤植は載っているが、それ以外にも価格の誤植がいくつか見られた。
さらに問題だと思ったのが様々なイヤホン、ヘッドホンの各要素(分解能、バランスなどといったもの)を円グラフ化して表示しているページで、
音漏れ・遮音性が低いと認識されている(それらを犠牲にして音場の広さや抜けの良さを生み出している)TH-F4Nの遮音性評価が最高となっている所。
遮音性に優れていることで有名なSHUREやWestoneのイヤホンも同等の評価となっているのでグラフ上での値が大きい=遮音性が低い、というわけでもないはず。
紹介されているイヤホン・ヘッドホンの中には視聴したことのないものも多くあるので、他にも同様のミスがあるかもしれない。

御多分に漏れず、
メーカーの御用聞き評論家とショップ店員による提灯記事のオンパレード。

ヘッドフォンアワードでは、
ショップ店員の「選ぶ人」は自分の店でしか扱いのない機種に投票し、
評論家を装う「選ぶ人」は癒着メーカーの機種を選んでいます。

よってヘッドフォンアワードは参考にもならず、
結局のところ読者は自分の耳で試聴し、判断するしかありません。

イヤフォン部門の大賞がShureのSE846というのは無難な選択ですが、
ヘッドフォン部門の大賞がファイナルオーディオデザインのPANDORA HOPE VIといのは疑問。

それでは本MOOKが商品カタログとして機能するかと言うと、
これまた使い物にならないのが現実です。

例えば、昨年世界で最も話題となったハイブリッド型イヤフォンAX60などが、
「徹底ガイド」にも「徹底試聴」にも載っていません。
(評価の分かれる機種ですが、日本だけ情報から取り残されるのは避けたいものです。)

付録DVDのコンセプトは去年と代わり映えしない使いまわし企画。
今この業界を支えているのは音楽ファンではなくアニメファンだと実感できます。

別冊付録の「CUSTOM BOOK」は、
カスタムイヤーモニターを検討中の読者には有用です。0

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