テネシー・ワルツ / Rendezvous の感想
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参照データ
タイトル | テネシー・ワルツ / Rendezvous |
発売日 | 1997-08-20 |
アーティスト | カサンドラ・ウィルソン&ジャッキー・テラソン |
販売元 | EMIミュージック・ジャパン |
JANコード | 4988006727922 |
Disc 1 : | オールド・デヴィル・ムーン チャンズ・ソング テネシー・ワルツ リトル・ボーイ・ロスト 枯葉 春の如く マイ・シップ アイ・リメンバー・ユー 二人でお茶を イフ・エヴァー・アイ・ウッド・リーヴ・ユー シカゴ1987 カム・レイン・オア・カム・シャイン メディーヴァル・ブルース |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ソウル・R&B |
購入者の感想
カストラート。カサンドラウィルソンの声を耳にしたとき、すぐにそれを思った。女性にして男性のような暖かい弾力のあるヴォイス。カストラートとは逆なのだが、中世の人々もひょっとしたらこういう感覚を味わったのではないか、と想像する。両性具有の声とでもいうか、妖艶な感じがある。
さてアコースティックギターをフィーチャーしたブルーノート移籍後のこれまでの2作と違い、ここではあえてジャズ回帰をやっている。インプロビゼーションを効かした歌唱が実にスリリングで心地よい。
ジャッキーテラソンの演奏もいい。間の取り方が完璧だ。伴奏でありながら演奏でもある。相手を引き立て、そして自分を引き立てる。まさにジャズの真骨頂である。部屋を白熱灯か蝋燭で仄暗くして、男性ならウイスキー、女性なら夜に合う紅茶でも入れて聴く事をお勧めする。
ちなみにスイングジャーナル選定ゴールドディスク大賞を受賞している。
さてアコースティックギターをフィーチャーしたブルーノート移籍後のこれまでの2作と違い、ここではあえてジャズ回帰をやっている。インプロビゼーションを効かした歌唱が実にスリリングで心地よい。
ジャッキーテラソンの演奏もいい。間の取り方が完璧だ。伴奏でありながら演奏でもある。相手を引き立て、そして自分を引き立てる。まさにジャズの真骨頂である。部屋を白熱灯か蝋燭で仄暗くして、男性ならウイスキー、女性なら夜に合う紅茶でも入れて聴く事をお勧めする。
ちなみにスイングジャーナル選定ゴールドディスク大賞を受賞している。