予告された殺人の記録 (新潮文庫) の感想

149 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトル予告された殺人の記録 (新潮文庫)
発売日販売日未定
製作者G. ガルシア=マルケス
販売元新潮社
JANコード9784102052112
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » スペイン文学

購入者の感想

なぜサンティアゴ・ナサールは殺されたのか。コロンビアの田舎町で、結婚式の翌朝に起きた殺人事件の謎を、二十七年後、多彩な登場人物が多方面から語る。普段、時間の経過とともに進行する物語ばかり読み慣れているせいか、現在・過去・未来が渾然一体となった展開に、一度目は熱に浮かされたように読み終えた。冷静になってもう一度、読み返してみると・・・。それまで作者の気の赴くままに書かれていたように思われた小説の一つ一つの断片が、今度は見事につながり、ラストシーンはまるでジグソーパズルの最後の1ピースをはめ込んだような感覚。この構成がもし周到に計算されたものだとしたら?いや、もちろん計算ずくのものだろう。間違いなくガルシア=マルケスは天才である。0

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

予告された殺人の記録 (新潮文庫) を買う

アマゾンで購入する
新潮社から発売されたG. ガルシア=マルケスの予告された殺人の記録 (新潮文庫)(JAN:9784102052112)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.