英語論文重要語彙717 の感想
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参照データ
タイトル | 英語論文重要語彙717 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 安原 和也 |
販売元 | 三修社 |
JANコード | 9784384044706 |
カテゴリ | ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 英語 » 単語・熟語 |
購入者の感想
どの学術分野でも使用する可能性が高い英単語717個が厳選して収録され、論文一般にどのように用いられるかをシンプルで豊富な用例とともにブレイクダウンした良書である。
はしがきに、次のようにある。
「本書の最大の特長としては、その語彙それ自体(すなわち意味やスペルや発音)よりも、その語彙の表現法ないし使用法(すなわちその語彙を実際に論文の中でどのように用いるのか)を覚えることに、その主眼が置かれているという点にある。
したがって、本書では、従来型の単語集にあるような適当な例文(具体的には、特定分野に不慣れな学習者には高度すぎて意味不明で、且つ実際の言語使用においてもなかなか活用できそうにない例文)が提示されているのではなく、あくまで論文英語にとって最大限に有益で、且つ論文初心者でも意味の上で容易に理解できて、また実際の論文内でも積極的に活用していけるような表現パターン例を、吟味に吟味を重ねて厳選してある」
読みやすく理解しやすい文章とは、英語、日本語ともに、シンプルで単純な構文のはずだ。本書に掲載されている数々の例文は、はしがきに違わずとてもシンプルで、かつ論文用法として一般的・日常的なものばかりある。これがとても良い。
論文を格調高くするために複雑な構文を駆使しようなどと思えば、必ずどこかでミスをする。むしろ、どれだけ適切な用語を使うかに腐心する方がはるかに重要で、適切な用語を確実に押さえるだけで、論文はグッと引き締まるのだ。
見出し語彙こそ717個であるが、総語数1800語以上、総表現数10000表現以上がリッチに収録されている。巻末のキーワード検索は日本語約5000項目、英語約2900項目から引くことができるのがきわめて秀悦。
論文に限らず、少しあらたまった英文を書く機会にも気軽に使えるのが良い。星5つ!
はしがきに、次のようにある。
「本書の最大の特長としては、その語彙それ自体(すなわち意味やスペルや発音)よりも、その語彙の表現法ないし使用法(すなわちその語彙を実際に論文の中でどのように用いるのか)を覚えることに、その主眼が置かれているという点にある。
したがって、本書では、従来型の単語集にあるような適当な例文(具体的には、特定分野に不慣れな学習者には高度すぎて意味不明で、且つ実際の言語使用においてもなかなか活用できそうにない例文)が提示されているのではなく、あくまで論文英語にとって最大限に有益で、且つ論文初心者でも意味の上で容易に理解できて、また実際の論文内でも積極的に活用していけるような表現パターン例を、吟味に吟味を重ねて厳選してある」
読みやすく理解しやすい文章とは、英語、日本語ともに、シンプルで単純な構文のはずだ。本書に掲載されている数々の例文は、はしがきに違わずとてもシンプルで、かつ論文用法として一般的・日常的なものばかりある。これがとても良い。
論文を格調高くするために複雑な構文を駆使しようなどと思えば、必ずどこかでミスをする。むしろ、どれだけ適切な用語を使うかに腐心する方がはるかに重要で、適切な用語を確実に押さえるだけで、論文はグッと引き締まるのだ。
見出し語彙こそ717個であるが、総語数1800語以上、総表現数10000表現以上がリッチに収録されている。巻末のキーワード検索は日本語約5000項目、英語約2900項目から引くことができるのがきわめて秀悦。
論文に限らず、少しあらたまった英文を書く機会にも気軽に使えるのが良い。星5つ!