first kaleidscope の感想

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GARNET CROWが1999/12/18、インディペンデントレーベルTENT HOUSEよりリリースしたインディーズアルバム。これが第一弾とは思えないほど圧倒的なクオリティを有している、稀に見る大傑作。収録楽曲数は6曲と少ないながら、何れも甲乙付け難い名曲揃いである。
メジャー後初のフルアルバムとなるfirst soundscopeに繋がっていく、アコースティックフルで郷愁感・寂寥感溢れる曲が主体となっているが、Marionette Fantasiaに通じるような不可思議なdreaming of loveがあったり、スパイラルの展開を彷彿させるようなA crownだったり、アレンジ前の裸の状態であるような君の家に着くまで・・があったり、とヴァラエティにも富む内容となっている。
現在（いま）も刻々と変貌を遂げる、ガーネットクロウという不思議なユニットの、サウンドワークの原点を、間違いなく見出すことができるだろう。