firefly の感想

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参照データ

タイトルfirefly
発売日2012-09-12
アーティストBUMP OF CHICKEN
販売元トイズファクトリー
JANコード4988061893969
Disc 1 :firefly
ほんとのほんと
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » J-POP

購入者の感想

少し目の付け所が変わっているかもしれませんが、私がこの「firefly」で真っ先に気になったのは、「一人だけの痛みに耐えて」という部分です。
このフレーズで突きつけられるのは、「自分のことは、結局自分でどうにかするしかない」という、それこそほんとのほんとに、どうしようもない現実です。
誰かから手酷い打撃を受けても、残酷だけど立ち直ることは自分自身でしか出来ない。
誰かから力強い激励を受けても、それはただのきっかけに過ぎず、奮起するのは自分自身。
BUMP OF CHICKENが初期の初期、「LAMP」の頃から歌い続けているテーマの一つです。
しかし、その伝え方は正しく「最近の」BUMPのものです。
COSMONAUT以降変わったと言われることが多くなったBUMPですが、実は私もそう思う内の一人です。
私が一番変わったと思うのはBUMPの根源である「人はどうやったって完璧に分かり合うことは出来ない」ということをこれまで以上に強調するようになった部分です。
例えばR.I.P.の「分かち合えない遠い日の事」、透明飛行船の「分かち合えやしない他人事」、66号線の「僕の知らない記憶に襲われて」、宇宙飛行士の手紙の「どうやったって無理なんだ、知らない記憶を知ることは」、beautiful gliderの「分かち合えない心の奥そこにしか自分はいない」、そして震災後ラジオで歌詞を変えて歌ったガラスのブルースの「分かち合えない痛みを抱いて」等。
また、以前のBUMP、特にユグドラシルまでのBUMPが「人間はどうしたって一人。だからこそ君と喋りたい、君と触れ合いたい、君と一緒にいたい」という訴えがメインだったのに対し、「人間はどうしたって一人。だけど君が頑張っているのを、君が優しいのを、君が勇敢なのを知っている」というメッセージがメインになったということも大きな変化だと思います。
この「firefly」も後者です。

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