瞑想の夜明け タンジャ物語 の感想

89 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトル瞑想の夜明け タンジャ物語
発売日2014-08-12
製作者宝彩 有菜
販売元宝彩堂出版
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 日本文学研究

購入者の感想

面白いのが、古代インドで瞑想が発案されたきっかけです。
この本では、エクスタシーがその動機ではないかと推察されています。
つまり、思考が止まったら、エクスタシーが来るんじゃないかという発想。

なるほど、何も考えてない状態を経験したことがなければ、
その状態になってみようなどと思わないだろうし、
そういう点から考えれば、動機はエクスタシーだというのもうなずける話です。

ということで、登場人物のパータ、タンジャ、ジャリーは「何も考えない」をやってみますが、
皆さん、ご存知の通りそんなに簡単にはできません。
じゃあ、どうすれば無思考になれるのか?

三人は、思考の働きを観察し、仮説を立て、実践することを繰り返し、少しずつ瞑想の技法が発展して進んでいきます。
その過程を追っていくと、瞑想とはいったい何をどのようにすることなのか、
何が大切なことか、また、なぜ、そうすることが意味があるのか、
それらの目的や意図も含めて、根本的に深く理解することができるという希有な内容になっています。

読んでいると、自分もその歴史的な発見に立ち会っているような面白さと知的興奮があり、
同時に、瞑想の素晴らしさを実感しました。
エピローグに瞑想の第二段階に入る際のコツがさりげなく書かれていて、それも良かったです。
瞑想に関してのいろいろな工夫が満載で、これからの瞑想に活かしていきたいと思います。
瞑想をしっかりやっていきたい方に、おすすめです。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

瞑想の夜明け タンジャ物語 を買う

アマゾンで購入する
宝彩堂出版から発売された宝彩 有菜の瞑想の夜明け タンジャ物語(JAN:登録されていません)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.