民法7 親族・相続 第3版 (有斐閣アルマ) の感想
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参照データ
タイトル | 民法7 親族・相続 第3版 (有斐閣アルマ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 高橋 朋子 |
販売元 | 有斐閣 |
JANコード | 9784641124523 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 法律 » 民法・民事法 |
購入者の感想
有斐閣アルマだけあって基本的な事項に一通り触れてはいるが、問題点が目につく。
まず日本語として推敲不足を感じる文章が多い。
「主語はどれ?」「その修飾語はどこにかかってるの?」と聞きたくなる箇所が多数。
段落の切り方もおかしく、前の話が続いているのか、別の話をしているのかわからなくなることも。
結果、何が言いたいのかわからないままになりがち。
偉い先生の高度な専門書なら多少の悪文はご愛嬌だが、概説書でこれは駄目だろう。
肝心の法律論も、ピントのずれた要領を得ない記述が多い。
別に解釈が分かれているわけでもない基本事項を妙に曖昧な解説で誤魔化すクセがあり、
条文の趣旨や用語の定義すら書かずに済ませようとすることも。まるで学生の手抜き答案である。
出発点がそれなので、そこから続く応用的な論述も非常に理解しづらくなっている。
実際には後のページで解説される事項を、まるで知っていて当然のように語っている部分があるのも問題だろう。
特に致命的なのが、「なぜそこが法的問題点となるのか?」「その議論にはどのような実益があるのか?」
といった観点がすっぽり抜けていること。
導入としての問題提起ができていないため、読んでいると「えっ、なんで急にそんな話を始めるの?」と感じてしまう。
そしてこの本はその疑問に答えないまま終わる。0
まず日本語として推敲不足を感じる文章が多い。
「主語はどれ?」「その修飾語はどこにかかってるの?」と聞きたくなる箇所が多数。
段落の切り方もおかしく、前の話が続いているのか、別の話をしているのかわからなくなることも。
結果、何が言いたいのかわからないままになりがち。
偉い先生の高度な専門書なら多少の悪文はご愛嬌だが、概説書でこれは駄目だろう。
肝心の法律論も、ピントのずれた要領を得ない記述が多い。
別に解釈が分かれているわけでもない基本事項を妙に曖昧な解説で誤魔化すクセがあり、
条文の趣旨や用語の定義すら書かずに済ませようとすることも。まるで学生の手抜き答案である。
出発点がそれなので、そこから続く応用的な論述も非常に理解しづらくなっている。
実際には後のページで解説される事項を、まるで知っていて当然のように語っている部分があるのも問題だろう。
特に致命的なのが、「なぜそこが法的問題点となるのか?」「その議論にはどのような実益があるのか?」
といった観点がすっぽり抜けていること。
導入としての問題提起ができていないため、読んでいると「えっ、なんで急にそんな話を始めるの?」と感じてしまう。
そしてこの本はその疑問に答えないまま終わる。0