常連さんが増える会話のコツ〈銭湯の番台が心がけている〉 の感想

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タイトル常連さんが増える会話のコツ〈銭湯の番台が心がけている〉
発売日販売日未定
製作者田村 祐一
販売元プレジデント社
JANコード9784833421157
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » ビジネス実用 » ビジネス交渉・心理学

購入者の感想

読みやすくて一気に読んでしまった。
最後まで読ませる、というのは実は大変で、そこは書き手の力量なのだ。
「感じが良い」をキーワードとして話を進めるよ、と最初に言ってしまってから、
超具体的な話を少しずつ区切って紹介するやり方は、読み手を飽きさせない。

内容は、考えてみれば当たり前で些細なことの積み重ねなのだが、それを意識を持ってやり続けられるか、ということがこの本の根底を成している。
最近話題になっている「引き寄せの法則」なども、結局はこの「些細な意識の維持が導くスパイラル」の事を言い換えているように思える。

当たり前で些細なことは一番難しい。
何かと言い訳を考えて手を抜くことが簡単すぎるからだ。
つい流されてしまうことに棹(さお)をさし、そして継続することが肝心なのだ。

内容については100%同意する。

だが、本書を読み物として捉えた場合に、どうしても物足りなさを感じてしまう。
それは、挙げられた失敗例がどれも大した失敗ではなく、
お客様の帰り際に玄関まで出るのはやりすぎだった、など、どう考えても致命的とは思えない失敗例ばかりなのが要因だ。
そのなかでも最大の失敗と思われる例に至っては、田村氏ではなく、お客様の言動が原因の話だ。
もっと大きな難局を田村氏がどう切り抜けたかを知りたい。

例えば、お爺さんが女湯に入ろうとしたので注意したら、「あたしゃ『おんな』だよ!」と怒られた。
どうする田村氏?・・読んでみたい。
インパクトのある事例を加えるだけで、読み物としても成立したのに、惜しい。

というのは冗談だが、この書はすべての商売人に読んでいただきたい良書だ。
「感じが良い」とはどうしても思えないお風呂屋さんは残念ながら存在する。

私にはそれほど役立たないかも。
「感じがいい」っていつも言われてるから。(感じ悪っ!)

余談だが、奇数ページのパラパラ漫画もおすすめ!

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