社会貢献でメシを食う の感想

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この本は、これから社会貢献に関わる仕事をしたいと考えている若者（特に大学生、専門学校生❗)向けに書かれています。もちろん社会人にも充分役立つと思います。
社会貢献の仕事に就くために、4種類の選択肢を提示しています。①社会起業家になる②NPO/NGOに就職する③一般企業に勤めながら社会貢献する④プロボノ（各分野のプロフェッショナル－弁護士、公認会計士、ビジネスコンサルタント等が無償でスキルを提供する)の4つです❗
一読した感想を述べれば、社会起業家とプロボノは、優秀なエリート向けの選択肢かな？むしろ、狭き門のNPO/NGO(笑)や一般企業で働きながら自分の仕事を社会貢献に結び付ける事が現実的ではないか？と思います。
私自身も一般企業に働きながら、各種団体に経費節減になる安価な商品を案内したり、障害者の方たちに仕事を紹介して喜んで頂きました。
この本では、主に海外援助むけの大規模NGOを取り上げているので、私のようなプロフェッショナルではない人間(笑)は、どうすればよいか？の処方箋は記述されていません。現実には、誰しもが才能と機会に恵まれているわけではないのですが…。「社会貢献でメシを食う」というタイトル通りのレベルまでになることは、大変だということが理解出来ました。
ともあれ、「社会貢献を仕事にする道はたくさんある。自分を活かし、世界と共に人生を歩む道がたくさんある」との力強いメッセージには勇気付けられました‼️著者に感謝します。

あそこにはこんなものがあります、ここではこんな事をやっていますレベルである。NPO万歳で話が進んでいるが、純粋な社会貢献を目指すNPOは少なく、政治団体の出張所のようなものもかなりある。
特に貧困ビジネスに絡むものもあり、裏事情が全くないかのような書き方である。「こういう生き方もあるよ」ぐらいにとどめておいて、この本を鵜呑みにするには危険である。