マメな豆の話―世界の豆食文化をたずねて (平凡社新書) の感想
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参照データ
タイトル | マメな豆の話―世界の豆食文化をたずねて (平凡社新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 吉田 よし子 |
販売元 | 平凡社 |
JANコード | 9784582850383 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て |
購入者の感想
空気中の窒素を定着させ、土壌の栄養分を豊かにする豆が、穀類や食料植物の効率的な栽培に寄与し、農耕社会成立に一役かっていることが述べられています。
消化率が比較的悪く、扱いにくい豆であるダイズを東アジアの人たちは古来より工夫して豆腐、納豆などの食品を開発し、日本人がこれをさらにおいしく食べられるように知恵を絞り、独自のダイス食品文化を作ったという記述も興味深いです。
中国、インド、南米、果てはアフリカまで。ダイズ、アズキなどのポピュラーな豆から珍しい豆まで、著者の体験による豆に対する歴史的、栄養学的、農学的立場から考察しています。
身近な存在である豆を知る好著。
消化率が比較的悪く、扱いにくい豆であるダイズを東アジアの人たちは古来より工夫して豆腐、納豆などの食品を開発し、日本人がこれをさらにおいしく食べられるように知恵を絞り、独自のダイス食品文化を作ったという記述も興味深いです。
中国、インド、南米、果てはアフリカまで。ダイズ、アズキなどのポピュラーな豆から珍しい豆まで、著者の体験による豆に対する歴史的、栄養学的、農学的立場から考察しています。
身近な存在である豆を知る好著。