Corporate Financing and Governance in Japan: The Road to the Future の感想
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参照データ
タイトル | Corporate Financing and Governance in Japan: The Road to the Future |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Takeo Hoshi |
販売元 | The MIT Press |
JANコード | 9780262582483 |
カテゴリ | » 洋書 » Special Features » all foreign books |
購入者の感想
日本の金融制度の歴史を戦前から現在まで4つの区分に分けて論じています。
第一期は第二次大戦にいたるまでの時期。
この時期の金融システムは、意外にも、株式が主流で、所謂英米型の金融システムに類似していました。
第二期は戦時。
国家総動員の下、資金は銀行を通じて指定産業に配分されるというメカニズムが形成されました。
第三期は高度成長期。
戦時システムが受け継がれ、政府系金融機関や「メインバンク」を通じ、
「系列」企業へと資金が供給されるメカニズムが発達しました。
第四期は規制緩和期。
じわじわとグローバル化する世界で、日本も金融システムの改革と開放を迫られます。
最終的には橋本政権による金融ビッグバンへと帰結しました。
著者は第四期がまさに終結し!ており、21世紀以降は新たな金融システムが登場するだろうと考えています。
そのモデルとしては、第一期の英米型株式市場システムが想定されています。
第一期は第二次大戦にいたるまでの時期。
この時期の金融システムは、意外にも、株式が主流で、所謂英米型の金融システムに類似していました。
第二期は戦時。
国家総動員の下、資金は銀行を通じて指定産業に配分されるというメカニズムが形成されました。
第三期は高度成長期。
戦時システムが受け継がれ、政府系金融機関や「メインバンク」を通じ、
「系列」企業へと資金が供給されるメカニズムが発達しました。
第四期は規制緩和期。
じわじわとグローバル化する世界で、日本も金融システムの改革と開放を迫られます。
最終的には橋本政権による金融ビッグバンへと帰結しました。
著者は第四期がまさに終結し!ており、21世紀以降は新たな金融システムが登場するだろうと考えています。
そのモデルとしては、第一期の英米型株式市場システムが想定されています。