1999 Black list「本家極悪集大成盤」 の感想
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参照データ
タイトル | 1999 Black list「本家極悪集大成盤」 |
発売日 | 1999-05-21 |
アーティスト | 聖飢魔II |
販売元 | RCAアリオラジャパン |
JANコード | 4988017086193 |
Disc 1 : | 1999 SECRET OBJECT 聖飢魔II ミサ曲 第II番「創世紀」 地獄の皇太子 蝋人形の館’99 MASQUERADE 真昼の月 ~MOON AT MID DAY~ サクラちってサクラ咲いて 敗れざる者たち BRAND NEW SONG SAVE YOUR SOUL ~美しきクリシェに背をむけて~ HOLY BLOOD ~闘いの血統~ FIRE AFTER FIRE [悪魔組曲 作品666番 変ニ短調] 序曲:心の叫び [悪魔組曲 作品666番 変ニ短調] 第1楽章:STORMY NIGHT [悪魔組曲 作品666番 変ニ短調] 第2楽章:悪魔の穴 [悪魔組曲 作品666番 変ニ短調] 第3楽章:KILL THE KING GHIDRAH [悪魔組曲 作品666番 変ニ短調] 第4楽章:DEAD SYMPHONY 嵐の予感 EL DORADO |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
※サンプル画像
購入者の感想
我らが神、いや、悪魔、聖飢魔’Uのベスト盤シリーズ、通称「銀盤」。
活動初期〜後期の楽曲で緩急、ヴァリエーションに富んだ構成で、金盤や銅盤と比べてより叙情的なメロディを主軸にしたスピーディな楽曲が並んでいるのが印象的。
メタルという狭義の範疇を超えて万人受けしそうな#5“Masquerade”〜#7“サクラちってサクラ咲いて”、一転メタリック&メロディックに弾ける#8“敗れざる者たち”〜#12“Fire After Fire”、組曲#13〜#17、テクニカルな間奏部が印象的な極上のバラード#18“嵐の予感”、ミサの定番ラストソングであり、バブル時代を痛烈に皮肉った名曲#19“El Dorado”など、すべてがグレート。
これを聴くと、彼らがいかに過小評価されてきたかがよくわかる。
演奏、メロディ、知性が高次元で融合した楽曲が並ぶ名ベスト盤。
信者以外の人の入門編にはうってつけの一枚。
活動初期〜後期の楽曲で緩急、ヴァリエーションに富んだ構成で、金盤や銅盤と比べてより叙情的なメロディを主軸にしたスピーディな楽曲が並んでいるのが印象的。
メタルという狭義の範疇を超えて万人受けしそうな#5“Masquerade”〜#7“サクラちってサクラ咲いて”、一転メタリック&メロディックに弾ける#8“敗れざる者たち”〜#12“Fire After Fire”、組曲#13〜#17、テクニカルな間奏部が印象的な極上のバラード#18“嵐の予感”、ミサの定番ラストソングであり、バブル時代を痛烈に皮肉った名曲#19“El Dorado”など、すべてがグレート。
これを聴くと、彼らがいかに過小評価されてきたかがよくわかる。
演奏、メロディ、知性が高次元で融合した楽曲が並ぶ名ベスト盤。
信者以外の人の入門編にはうってつけの一枚。
今思い返しても、魔歴元年(1999年)の聖飢魔IIは、バンドそのものから炎のようなエネルギーが湧き立っていたように感じる。最大小教典「蝋人形の館99」を発布したこの年の4月、「1999年12月31日をもって、地球征服を完了し解散」という事を正式に発表。翌月5月に発布されたのが本作「1999 BLACK LIST 本家極悪集大成盤」である。
主に聖飢魔IIの初期と後期の代表曲を、現行構成員により再録音した内容で、これまでのオリジナル音源を所有している方でも、新鮮な趣で聴ける事は間違いない。「1999 SECRET OBJECT」は新たなイントロが加えられ、後半のサビの繰り返しに入る前が少々変わっている。他は基本的に、オリジナルに忠実なアレンジで再録音されているが、長年ミサ・ステージにおいて何度も演奏された楽曲群は、ライヴ感とでも言うべきエネルギーが加えられている。尚「敗れざる者たち」は新曲として収録された曲で、「嵐の予感」はソニー時代の音源がそのまま使用されている。
この年の後半にデーモン小暮閣下(Vo)と、ルーク篁参謀(g)がラジオ出演し語った事によると、この辺りの教典類は最後を締めくくる意図で出したのでは無く、最後に向けてアクセルを踏み勢いを付ける意味合いで発布したらしい。前年「ふるさと総世紀末計画」で開拓した新規信者や、バンドとして、また挑戦者として数多くの力量を得て高い質の次元に到達した聖飢魔IIが、解散に向けて動き出した「あの時期」を象徴する名作だ。初心者の方も、入門編として是非本作をどうぞ。
主に聖飢魔IIの初期と後期の代表曲を、現行構成員により再録音した内容で、これまでのオリジナル音源を所有している方でも、新鮮な趣で聴ける事は間違いない。「1999 SECRET OBJECT」は新たなイントロが加えられ、後半のサビの繰り返しに入る前が少々変わっている。他は基本的に、オリジナルに忠実なアレンジで再録音されているが、長年ミサ・ステージにおいて何度も演奏された楽曲群は、ライヴ感とでも言うべきエネルギーが加えられている。尚「敗れざる者たち」は新曲として収録された曲で、「嵐の予感」はソニー時代の音源がそのまま使用されている。
この年の後半にデーモン小暮閣下(Vo)と、ルーク篁参謀(g)がラジオ出演し語った事によると、この辺りの教典類は最後を締めくくる意図で出したのでは無く、最後に向けてアクセルを踏み勢いを付ける意味合いで発布したらしい。前年「ふるさと総世紀末計画」で開拓した新規信者や、バンドとして、また挑戦者として数多くの力量を得て高い質の次元に到達した聖飢魔IIが、解散に向けて動き出した「あの時期」を象徴する名作だ。初心者の方も、入門編として是非本作をどうぞ。
聞いたことある曲ばかりだな、とあまり期待せずに聞き始めたが、演奏のクオリティの高さに仰天。初期のCDは時代のせいもって、リバーブも深くて音質もイマイチだったけど これはいい。 でも、彼らってきっと器用貧乏なんだろうな。なんでもできちゃうんだもん。ゴリゴリのメタルで押し通して欲しかったなって思ってます。 美しいメロディの閣下もいいんだけどね。