失敗から学ぶユーザインタフェース 世界はBADUI(バッド・ユーアイ)であふれている の感想

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タイトル失敗から学ぶユーザインタフェース 世界はBADUI(バッド・ユーアイ)であふれている
発売日販売日未定
製作者中村 聡史
販売元技術評論社
JANコード9784774170640
カテゴリ »  » ジャンル別 » コンピュータ・IT

購入者の感想

少し前、ネットで佐藤可士和デザインのコーヒーマシン(p.203)が
セブンイレブン各店でテプラだらけになっている惨状が話題になりました。
私も、Largeを購入したのにRegularのボタンを押して不愉快な思いをしたクチなので、
「テプラ貼られたらデザインの敗け」とばかりに、彼のセンスの無さをただ笑ったものです。
しかし、そういった「失敗事例」にも戒めとしての価値があるというのが、著者の主張。
目から鱗が落ちました。

BADUIとは、「間違ってしまう、操作に悩んでしまうUI」とのこと。
人が何らかの目的を果たそうとするとき、人と目的との間にあるのがインタフェース。
件のコーヒーマシンのように、人を目的から遠ざけるようなBADUIが世の中には溢れかえっています。
それらを失敗のテーマごとに章分けして、写真と状況説明、ユーザの失敗自由とともに紹介しているのが本書の特徴。
ユーザインタフェースの専門知識(「アフォーダンス」「シグニファイア」など)の良い事例集として役立ちますし、
それらを持ち合わせていない人も見ているだけで楽しめます。

参考文献も豊富で、ユーザインタフェース分野の入門書として非常におすすめです。

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