スリー・タイムス・スリー [日本語帯・解説付] [輸入CD] の感想
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参照データ
タイトル | スリー・タイムス・スリー [日本語帯・解説付] [輸入CD] |
発売日 | 2014-09-10 |
アーティスト | アントニオ・サンチェス |
販売元 | KING INTERNATIONAL / CAM JAZZ |
JANコード | 4909346008748 |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ジャズ・フュージョン |
購入者の感想
メルドーの入ったCD1だけで5つ星は確定です。
買おうかどうか悩んでいる人は絶対に聴いたほうがいいです。
曲、演奏ともにこれ以上ないものです。
一方で、CD2は不満が残ります。
ジョンスコはだいたい予想通りでした。
素直に極太ファンクを楽しめました。
マクブライドも相変わらずの凄さ。ぶっといです。
ロヴァーノの2曲目がほのかに憂いをはらんだ美しいオリジナル曲で、
サンチェスの作曲能力の高さがうかがえます。
ところが、です。
その素晴らしい曲に対し、ロヴァーノは軽く吹き散らし、適当に雄叫び
を上げる、大変中途半端な演奏をして台無しにしています。
チャーリー・ヘイデンの”Land of The Sun”での演奏のように、心を
込めた演奏もできるはずなのに、残念です。
彼は他にも、「もうちょっとなのに・・・」という残念な演奏が多い気がします。
したがって、
CD1:星5つ
CD2:ジョンスコ 星3、5
ロヴァーノ 星2つ
全体のサンチェスの演奏 星5つ
サンチェスの文句のつけようのない、素晴らしい演奏と曲に敬意を表して
星4つという結果になりました。
本当に、これで心を打つ素晴らしい演奏が一曲あったらジャズ史に
残こる名盤になっていたと思います。
ともかく、繰り返しになりますが、一聴の価値はある作品です。
買おうかどうか悩んでいる人は絶対に聴いたほうがいいです。
曲、演奏ともにこれ以上ないものです。
一方で、CD2は不満が残ります。
ジョンスコはだいたい予想通りでした。
素直に極太ファンクを楽しめました。
マクブライドも相変わらずの凄さ。ぶっといです。
ロヴァーノの2曲目がほのかに憂いをはらんだ美しいオリジナル曲で、
サンチェスの作曲能力の高さがうかがえます。
ところが、です。
その素晴らしい曲に対し、ロヴァーノは軽く吹き散らし、適当に雄叫び
を上げる、大変中途半端な演奏をして台無しにしています。
チャーリー・ヘイデンの”Land of The Sun”での演奏のように、心を
込めた演奏もできるはずなのに、残念です。
彼は他にも、「もうちょっとなのに・・・」という残念な演奏が多い気がします。
したがって、
CD1:星5つ
CD2:ジョンスコ 星3、5
ロヴァーノ 星2つ
全体のサンチェスの演奏 星5つ
サンチェスの文句のつけようのない、素晴らしい演奏と曲に敬意を表して
星4つという結果になりました。
本当に、これで心を打つ素晴らしい演奏が一曲あったらジャズ史に
残こる名盤になっていたと思います。
ともかく、繰り返しになりますが、一聴の価値はある作品です。
パットメセニーとのユニティバンド、ゲイリーバートンとのカルテット、はたまた、自分のリーダー作と、現在、世界中で最も多忙なジャズドラマーの一人と言えるアントニオサンチェスの4枚目のアルバムです。リーダー作ですが、今回は、趣向を凝らしていて、サンチェスが敬愛するpのブラッドメルドー、gのジョンスコフィールド、tsのジョーロヴァーノと、b、drとのトリオ編成で3曲ずつ共演したアルバムになっています。
メセニーと演っている時は、メセニーのgに集中してしまうので、サンチェスのプレイというのは、あまり記憶に残っておらず、今回のアルバムも、マイルスバンドにもいたことのあるジョンスコの変態ウネウネギターが聴ければいいや位の気持ちで買いました。
で、内容なのですが、サンチェスのリーダー作ですが、敬愛するプレイヤーたちとの共演だけに、きちんと主人公の役割は、彼らに渡していて、メルドー、ジョンスコ、ロヴァーノのプレイが堪能できるアルバムになっています。とはいえ、サンチェスも、ドコドコと強力なdrを聞かせてくれますが。
また、サンチェス作のオリジナル曲があるということで、演奏力はともかく、楽曲面でやや心配した面もあるのですが、メセニーほどキャッチーでないにせよ、良い曲を書いていました。
ですので、1枚で(実際は2枚組ですが)3者3様の異なる演奏が楽しめるお得なアルバムになっています。CDケースにいれたままになるアルバムも多い中、結構、ヘビーローテーションしそうなお気に入りのアルバムです。
メセニーと演っている時は、メセニーのgに集中してしまうので、サンチェスのプレイというのは、あまり記憶に残っておらず、今回のアルバムも、マイルスバンドにもいたことのあるジョンスコの変態ウネウネギターが聴ければいいや位の気持ちで買いました。
で、内容なのですが、サンチェスのリーダー作ですが、敬愛するプレイヤーたちとの共演だけに、きちんと主人公の役割は、彼らに渡していて、メルドー、ジョンスコ、ロヴァーノのプレイが堪能できるアルバムになっています。とはいえ、サンチェスも、ドコドコと強力なdrを聞かせてくれますが。
また、サンチェス作のオリジナル曲があるということで、演奏力はともかく、楽曲面でやや心配した面もあるのですが、メセニーほどキャッチーでないにせよ、良い曲を書いていました。
ですので、1枚で(実際は2枚組ですが)3者3様の異なる演奏が楽しめるお得なアルバムになっています。CDケースにいれたままになるアルバムも多い中、結構、ヘビーローテーションしそうなお気に入りのアルバムです。