ABLETON DAW Live9 Suite の感想
参照データ
タイトル | ABLETON DAW Live9 Suite |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | ABLETON |
JANコード | 4580101324411 |
カテゴリ | » PCソフト » ジャンル別 » 音楽制作 |
ABLETON DAW Live9 Suite とは
リアルタイムで作曲、制作、演奏
![リアルタイムで作曲、制作、演奏](http://g-ecx.images-amazon.com/images/G/09/detail/review/B00BLI4MJU_01.jpg)
一般的なDAWでよく使用されるアレンジメントビューと、Live独自のセッションビューの2つの音楽制作環境を使用して、リアルタイムで作曲やプレイが可能
純正コントローラーPushだけでなく、様々なMIDIコントローラーに対応し、あらゆる制作や演奏の場面をカバー
インスピレーションをダイレクトに活かすAudio to MIDI機能
![インスピレーションをダイレクトに活かすAudio to MIDI機能](http://g-ecx.images-amazon.com/images/G/09/detail/review/B00BLI4MJU_02.jpg)
新しくなったLive 9は、録音や既存のオーディオデータをMIDIに変換可能。鼻歌から作曲、ドラムループの再構築、そして曲そのものから和音でMIDI抽出が可能
さらにオーディオデータのサウンドを解析し、自動的にLiveのサウンドを適用
(ピアノのオーディオデータを変換した場合、MIDIトラックにLive内のピアノサウンドが割り当てられます)
インストゥルメントとエフェクトを自由自在に構築
![インストゥルメントとエフェクトを自由自在に構築](http://g-ecx.images-amazon.com/images/G/09/detail/review/B00BLI4MJU_03.jpg)
Liveに搭載されたRack機能では、複数のインストゥルメントとエフェクトを単体のデバイスとしてまとめることが可能
8つのマクロノブに、それぞれにRack内の任意数のパラメーターをマップすることができ、カスタマイズされたコントロールが可能
デュアルスクリーン対応と書き出し機能の向上
![デュアルスクリーン対応と書き出し機能の向上](http://g-ecx.images-amazon.com/images/G/09/detail/review/B00BLI4MJU_04.jpg)
モニター1台をアレンジメント専用に。ミキサーを常時表示させたり、モニター1台をMIDIクリップ編集専用モニターとして使用
書き出し時のサンプルレート変換はSoX Resampler Libraryを使用して実行されるようになり、低サンプルレートに書き出す際、より高いクオリティでエクスポートが可能に
Live 9 SuiteにはMax for Liveが付属
![Live 9 SuiteにはMax for Liveが付属](http://g-ecx.images-amazon.com/images/G/09/detail/review/B00BLI4MJU_05.jpg)
独自のデバイスを構築するためのツールキット、Max for LiveがLive 9 Suiteには付属。
コンボリューションリバーブを含む24の新インストゥルメントとエフェクトを同梱
Max for Liveコミュニティにより構築された、900を超えるデバイスのすべてにアクセスできるほか、もちろん自分でオリジナルのエフェクト、シンセサイザー、機能の作成が可能
機能比較表はこちら
http://www.h-resolution.com/ableton/Live9_comparison.html
購入者の感想
ジャンル的にはアンビエント・テクノ、アヴァンギャルド・テクノといった感じです。
かっちりしたものというよりはカオス的な要素で面白い音楽・音響効果を追求しています。
フィジカル・コントローラーによるリアルタイムなモジュレーションなどは、モデュラーシンセを扱う感覚で楽しいです。
従来のDAWに比べて、素材を効率的に扱えて、高い自由度であることが特徴だと思います。
ライブパフォーマンス向きだという評価がされていますが、試行錯誤しながら作品を構築するのにも便利な構造になっていて、新たな作風の開発にも役立っていると思います。行き詰ったときに手軽にいろいろなアプローチを試しやすいのはありがたいです。
Liteにはそれなりに満足はしていましたが、トラック数や仮想楽器の種類など気にはなっていました。
アップグレードするとして、イントロ、スタンダード、スイートの何れにするかでだいぶ迷いましたが、個性的で誰も効いたことのない音を出したいという思いが、Max for Live をはじめとした個性的なモジュールを多数含んでいるスイートを選ばせました。
アカデミック価格で購入できたということもありますが。
いろいろといじっているうちに、パフォーマンスだけでなく箱庭療法的な音楽療法やマルチメディアによるアートセラピーなどにも使えそうな気がしております。
膨大な量のモジュールやテンプレートが含まれていますので、非常に研究しがいのあるアイテムです。
非常に個性的でライブラリも膨大なので、初めてLiveに触れる人はLiteから相性を探ってみるのも手だと思います。