【Amazon.co.jp限定】アルドノア・ゼロ 8(オリジナルデカ缶バッチver.8付)(完全生産限定版) [Blu-ray] の感想

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前回で地球へと帰還したデューカリオン。その際に、初めて（？）火星人の捕虜も獲得し、大きな収穫のあった地球勢。
しかし、それも束の間。
スレインも、自身の地位を更に確固たるものにする為に単独で大胆な作戦を決行。地球側に甚大な被害を与えることに。

伊奈帆とスレインを軸として一進一退の攻防が更に際立ってきました。
面白いのは、主にストーリーの進行成分を担っているのはスレインだという事。

1期では、姫の安否確認の為に右往左往していた彼。
しかし今期に入ってからは、非常に能動的に動く彼を見る事ができます。
序盤で、カームを撃つ際に『ごめんなさい！』って言っていた彼からは想像のできない動きを見せているかと。

13話で『心が決まった』といっていた彼の覚悟の程が見て取れます。
しかしその一方で伊奈帆も自らの決意を明確にする。
『アセイラムを助けたい』
伊奈帆・スレインともにアセイラムの為に。という信条で動き出したものの、そもそも双方の和平を望んでいたアセイラム。
このまま戦争の落とし所が勝敗によって決するのであれば、3人のうち、だれか一人は泣きを見なければならないエンディングになる気が・・・

果たして、どのような結末になるのか？
伊奈帆もスレインの目的について、とある人物を介して探りを入れ始め、水面下の動きも活発化。最終的な彼らの決戦と、その先に待っているものを見たい。

そして、できることならエピローグまでしっかり描いてほしい。
最後が、アセイラムとかユキ姉のナレーションとかだけだったら少しさびしい・・・1期OPのアセイラムの銃口の行方もキッチリね。

で、キッチリと言えば、テレビ放映だけ見ている人がまだ気になっているであろう伊奈帆の過去ですが。
恐らく本編の放映で保管される可能性は薄いのではないかと思います。
そもそも、1期の特典小説で界塚姉弟の過去が語られて、このディスクに収録されている17、18話の彼らのやり取りで、今でもお互いに大切な家族として思ってるんだなーと。