きみの友だち の感想

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タイトルきみの友だち
発売日2013-10-04
製作者重松 清
販売元新潮社
JANコード登録されていません
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購入者の感想

よかった。
「みんな」は信じない。その言葉が印象的だった。

もっと早く、自分が中学生だった時、あるいは小学校高学年だったとき、読みたかった、と思った。でも、いくつになって読んでも、重なる想いがあると思った。
読みながら、もっともっとこころのつよい人間になれるよう、励まされている気がした。

電車の中で読んでいるのを後悔するくらい、涙があふれてしかたなかった。

短編集ではあるが、時間軸をずらしながら、

ある女の子とその周りの人たちとの交流を描いた作品。

『友だち』って何だろう?と考えさせられる物語です。

『友だち』っていっぱいいたほうがいいのか、

それとも『親友』と呼べる人が一人いればいいのか。

『友だち』なんかいらないと突っぱねるほうがいいのか。

いろんな形の友人関係が描かれています。

「いなくなっても、一生忘れない友だちが一人いればいい」

主人公のセリフです。

友だち探しに躍起になっている今の子どもたちに問いかけたい。

そんな友だちがいますか?と。

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