ヤマムロ 成都陳麻婆 陳麻婆豆腐調料 50g×4袋 の感想

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最初に、こんな製品のレビューに目を通すような人はかなりの麻婆豆腐マニアで、
もともと各自好みに合わせたこだわりのレシピがあり、それらは千差万別なんだろうな…
ということは理解した上で話をすすめます。

これは、他の簡単便利な麻婆豆腐の素と比べると、“素”というよりは個別の調味料や素材に
近い気がします。　○美屋の素の感覚で付属のレシピ100%頼りで作ると、見た目も味も、
期待するようなものは到底出来ないと思います。
もともとピーシェン豆板醤や普通の赤い豆板醤、トウチ、甜麺醤、朝天辣椒の粉などの調味料を
個別に揃えて作っていた人が、一部を置き換えて使うのに便利なんじゃないでしょうか。

なぜかというと、公式サイトや付属のレシピはちょっと本格的過ぎる部分と省略してる部分が
あるように思えるからです。　美味しく作るにはレシピに頼らず普通に麻婆豆腐を作る時と同じ
くらいの手間暇をかける必要があります。

（参照：[]）

公式サイトのこのレシピですが、麻婆豆腐を普通に作ったことがある人が見たら、チラ見しただけで
本当にこれだけの手間で出来るわけないと思いませんか？　　pdfの5番目の写真で既に出来上がり
のようですが、今これを読んでるあなたの思う陳麻婆豆腐はこんなものでしょうか。　少なくとも見た目は
大違いだと思います。　葉にんにくは手に入りにくいので仕方ないとしても、やっぱり最後の箱絵と同じ
右下の写真みたいのを作りたいですよね？

以下、ふだん麻婆豆腐を作っている人には今更すぎな、ひと手間ポイント（本当に超基本的なことばかりですが…）

　1 まずにんにくを潰してみじん切りにしたものと本製品を混ぜながら火を通して香りを出す
　2 少量の某半ねり調味料を溶いたスープを入れる（1人前180ccくらい）
　3 紹興酒を適量入れる
　4 肉味噌（甜麺醤使用）は別に作っておいて後から投入する
　5 盛り付ける寸前にラー油や花椒油を追加して強火で焦げる寸前まで焼く。
　6

中華料理屋に対抗出来てしまうクオリティを誇る。豆板醤と花椒の良い香り、コクに富み、味は濃い目。この素はひき肉の味を引き出す為、出来れば良いひき肉を使うと更に美味くなる。まずはベタに黒毛和牛のひき肉で作るのをおすすめしたい。先日忘年会にこれを作って持って行った所、大好評。辛い辛いと言いながら、大皿二枚を皆で完食。こういうハイレベルな商品がどんどん増えてくれると嬉しい。折に触れて知人にも勧めていて、実際に試した人はもう以前の素には戻れないと言っていたほど満足だった様子。ご飯との相性は当然抜群。ビールにも良く合うのでアテからシメまでコレ一つでいける。１パックあたり２〜３人前作れる分量で、それが４パック入っている。味が濃すぎると感じる場合には葱を多めに入れる手もある。