マンガで分かる心療内科 アドラー心理学編 ヤングキングコミックス の感想

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タイトルマンガで分かる心療内科 アドラー心理学編 ヤングキングコミックス
発売日2014-11-25
製作者ゆうきゆう
販売元少年画報社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

フロイトの精神分析・ユングの分析心理学など通常心理学というのは人の心を理解するための「分析」という側面が強いのですが、アドラー心理学では「行動」とその「目的」が重視されています
理屈付けが可能な「行動」「目的」を重視するため、無意識を扱うフロイト・ユングの心理学と比べると、非常に理解しやすいものとなっています。

本作各話の主題は以下のようになっています。
* 原因論ではなく目的論
* 感情にも「目的」がある
* 劣等感はいいことだ
* すべての人間は対等である
* 人は共同体の中で自分の存在価値を感じつづけるために生きている
* 課題は分離せよ
* 誰に嫌われてもいい君が「人のためになる」と信じることをしろ
* 「性格」ではなく「ライフスタイル」

例えば「劣等感はあるから人は頑張れるんだ!」と劣等感を肯定するように、前向きに、周囲の人の役に立つように生きていくことが正しい生き方だという強いメッセージがこめられていますが、その一方でなぜそれが正しいのかという根拠は薄いように感じられます。
人間の心を理解するという一般的な心理学の目的と異なり、より良い「行動」をするための心理学であるようです。

より良く「行動」し、より良く生きたいと考えるならアドラー心理学は心に訴えかけるものがあると思います。

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