結果は「行動する前」に8割決まる 世界上位2%だけが知っている「達成思考」仕事術 の感想

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参りました。ビジネス書としては最優良だと思います。

理由は３つあります（←本書から学びました）

（１）再現性が高いことばかり
すべて著者が現場で実践し、かつ著者自身が「再現性が高い（すなわち価値がある）」と認識したメソッドばかりなのですぐに実用に耐えます。

（２）著者が「勤め人」であること
ビジネス書の著者には起業家が多いですが、本書の著者は「サラリーマン」。上司もいれば部下もいる。会社があって競合がいてマーケットがあって…。そんな「血なまぐさい・どろくさい」エピソードが山盛りです。上長ってのは怖くもありありがたくもあり…、そんな悲哀もちょっと感じます。そしてそんな環境で勝ち残ってこそホンモノなのでしょう。

（３）オリジナリティにあふれている
ビジネスの戦場で「各個撃破」してきた生きたメソッド。お客様の数だけ、問題の数だけ、要望の数だけ、希望の数だけ解決策が無数に存在します。
そんな戦場で得た知恵。しかも著者はグローバル企業の責任ある立場。書籍やセミナーで吸収したものとは違います。「どう使ったか、何が効いたか」が明確です。まさに彼のビジネス人生の足跡そのもののメソッドです。他の誰にも書けない、こんなこと。

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まねしたいことをメモしながら読もうと思いましたが、あまりにもおもしろく一気に通読してしまいました。全体がストーリーになっているわけではありませんが、「金田博之は次にどんな戦場に出会ってどんな風に戦うんだろう」とワクワクしながらページをめくりました。こんなに高ぶるビジネス書は初めてでした。
これからもう一度読んで「まねしたいこと」をメモします。