The Light in the Window の感想

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タイトルThe Light in the Window
発売日2005-06-21
製作者June Goulding
販売元Ebury Press
JANコード9780091902056
カテゴリ » 洋書 » Special Features » all foreign books

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購入者の感想

Catholic institutes varies depend on each country, region, and purpose. It is my understandings that Irish Catholic was established during Roman occupation in England early 3rd century and having unique character even within Catholic tradition after Roman’s leaving England. Without direct communication with Pope, they established and kept their own rules and tradition. One of these institutes conducted by Nun’s, has tremendously cruel AGAINST unmarried pregnant girls till 1950s.

私は映画はみていませんが、アイルランドに興味がありこの本を読んでみました。アイルランドはカソリックのため堕胎が許されないとはいえ、1996年までこのような施設があったとは信じられない気持ちです。
この修道院で実際に働いていた作者の飾り気のない文章から、真実であるということと、このことを埋もれさせてはいけないという気持ちが強く伝わってきます。
性の知識がないために妊娠したり、いとこに無理矢理犯されてしまったり、同じ村の少女が何人も同じ男性に妊娠させられ、この修道院に送られ悲惨な生活を強いられていたことを思うと、やりきれなさを感じます。
妊娠したことにより村八分になり、家にも帰れなくなってしまった少女たちの辛い生活を全く知らず、妊娠させた男性の方はそれまでと全く変わらない生活を送り続けている。今でも女性が結婚せずに身ごもると、生活やつきあいが一変してしまいますが、女性だけが背負ってしまうものの大きさに「なぜ?どうして?」と問いかけたくなります。
時代は少し後になりますが、アイルランド人のコラムニスト ヌーラ・オフェイロンの「ダブリンにたった、ひとり」を読むと、彼女は多くの男性と関係を持ちますが妊娠することはありませんでした。
この本を読んでいた時に、カソリックの人は避妊はできないはずだけどどうしたのだろうと思っていましたし、彼女自身も「幸運にも妊娠しなかった」と言っていますが、どれだけ幸運だったかはこの本を読むとよくわかります。
修道院の生活がどれほど悲惨だったかは読んで見てください。
中にはなんとか救おうとしてくれる家族やボーイフレンドも少しはいることが救いです。

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