ルパン三世 DVDコレクターズ・エディション の感想

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映画館でも何度も見ましたが、本編のみでなく特典DVDも見ごたえあり、買ってよかったです。
作品としても今「旬」な俳優たちが勢ぞろいでとても楽しく見れ、普通にあらゆる人におすすめできます。

内容としては「エピソードゼロ」みたいな感じで、これはこれでいいのではないかと思いました。
興行的には難しいのかもしれませんが、是非おなじ主要メンバーで作り続けてほしいです。
テレビアニメ版もそうですが、作り続けることで、配役的な違和感（アレルギーといってもいいかな、自分はなかなかいいと思いましたが）は
なくなっていくと思います。
頑張れ、小栗ルパン！

脚本からモンキーパンチ氏がチェックし手を入れている本作はルパン三世本来のハードボイルドな作風に回帰した内容となった
テレビSP途中まではハードボイルドテイストが残ってましたけど近年になるにつれすっかり足長おじさん化ししまい
ファンとしては何だかんだなあと感じてたのがまさか実写で原点回帰するとは！いやむしろ実写だからできたのでしょう
アニメ第４シリーズもハードボイルドに原点回帰するようで楽しみですね
ルパンと不二子の格闘&射撃能力も久し振りに復活させてるのも良かった
特に不二子は初期の強く危険でどこか儚い不二子として描いておりモンキー氏のこだわりを感じます
ルパンと不二子とマイケルの関係性なんて第１シリーズなんですよねぇ

アニメ初期にルパンが所属している組織はルパン二世の作った「ルパン帝国」なのだが
実写版ではアルセーヌ・ルパンの弟子が組織した「ザ・ワークス」となっていて
アニメではルパン二世の死後に殆ど崩壊状態になった状態で始まり裏設定的なあつかいだったが
本作では前日談らしく組織の全盛期から始まり全編を通して意味を持つことになります

またアニメでは「世界一の大泥棒&世界一の殺し屋」であるルパンの命を狙うライバルとして登場する五ェ門は
ルパンの昔からの知り合いとして助っ人として参戦します

伝説が始まる前のルパン三世を描いた本作ではルパンは次世代のひとりとして登場しており
ルパンと銭形警部は初対面であり銭形警部の目的がドーソン、プラムックの逮捕に向いているが
アニメ１話目で不二子おこなっていた取引をルパンに持ち掛けて以降ルパンの存在を意識するようになる
犯人を逮捕する為には汚い手口もつかう銭形像もモンキーパンチ氏の意向が反映されているのでしょうね

全編の構成はテレビSPを意識した作り方をしておりルパン三世以外に物語の中心となる人物がいたり
複数のお助けキャラクターの存在やルパン一味ひとりひとりにライバルがいて対決が用意されていたり