Old Ways の感想

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アメリカのカリスマ親父ロッカー【ニール・ヤング】が、1985年に発表した傑作が本作です。本作においてニール・ヤングは【カントリー・ミュージック】に挑戦して、見事に成功しています。【渋さ】と【甘さ】と【爽やかさ】を兼ね備えたニール・ヤング流カントリー・ミュージックは、何とも言えず味わい深くて良いです。一般的にはニール・ヤングの代表作と言われることの少ない作品ですが、内容的には『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』『ハーヴェスト』『カムズ・ア・タイム』『ハーヴェスト・ムーン』『シルヴァー・アンド・ゴールド』などと並ぶ、最高のアコースティック・アルバムに仕上がっています。このアルバムもまた、何も考えずに楽しめる超POPな名盤です。楽しくて良いですよ。

ﾛｯｸのｶﾘｽﾏ・ﾆｰﾙﾔﾝｸﾞが本気でｶﾝﾄﾘｰをやるとこんな風になるんだって感じの１枚。予想以上にｶﾝﾄﾘｰしている。いわゆるﾆｭｰｶﾝﾄﾘｰではなく、ゆったりとしていて温かみがあって、アメリカの広大な乾いた土が目に浮かぶような生粋のｶﾝﾄﾘｰです。ｼﾞｬｹの風景そのものの音楽が広がっている。元々ルーツﾛｯｸのカリスマみたいな人などでｶﾝﾄﾘｰが似合うとは思っていたのですがここまではまるとは・・・。ﾆｰﾙﾔﾝｸﾞはﾎﾝﾄ懐の深いおっさんです。根っからのカントリーを愛する人も大満足の傑作だと思います。