GROUNDLESS(1)-隻眼の狙撃兵- (アクションコミックス) の感想

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参照データ

タイトルGROUNDLESS(1)-隻眼の狙撃兵- (アクションコミックス)
発売日2014-09-20
製作者影待 蛍太
販売元双葉社
JANコード9784575844887
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

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購入者の感想

架空の島国で起こる政治的・軍事的な争乱と、それに巻き込まれた女性の復讐劇。

絵柄について、表紙のカラーイラストはすごく奇麗だが、線画がラフタッチで人を選ぶ画風。
狙撃時のゴア表現はチープに感じてしまうが、全体としては勢いがあって魅力の一つとも思える。

物語について、これが本作一番の魅力だと思うが、
分かりやすい復讐劇と、それによって生まれるカタルシスが小気味良い。
政治的な背景は込み入っており、細かい裏設定を感じさせるが、正直なところ1巻だけでは分かりにくく、
また分からなくても物語を楽しむにはさほど問題ない。
帯に「ミリタリーファンも納得の描写!!」とあって嘘っぽいが、実際に考察はしっかりしている印象。
敵味方含めて何人かは良くキャラクターが立っており、これも魅力の一つ。
ストーリーはかなりテンポ良く進み、ダレずに最後まで読むことができるので、
「とりあえず1巻だけ読んでみるか」という人にもお勧めできる。

※ 他の方のレビューで1巻の結末について触れているものがあるが、これは知らないまま読んだ方が楽しめるので注意。

総合して、高い評価ができる作品。

というよりも、単行本になるとは思っていなかったので、嬉しい驚きです。

戦場や、銃のアクションものは、普段見ることがあまり無く、見ても、鬱々とした内容や、
マニアックさで理解出来ず、あまり素直におもしろいと思うことが少ないです。「芸術的には
良いんだろうな」とか、「因果応報だよね」とか。

しかし、この作品はエンターテインメントとして見ても、おもしろいです。

戦場の局面を、人生の悲痛な運命を、一発の銃弾で変えるカタルシス。
狙撃手最高です。
戦場や、銃のことは、ろくに分からない自分が読んでも、おもしろい。

第1話が終わった時点で、コミックの半分以上終わっていたので、「これは、話の途中で終わりか・・・。
続きは2巻か・・・。いったい、いつ出ることになるのやら・・・。」と思いながら最後まで読んでいったら、
2巻と3巻が11月発売予定と書かれていて、ホッとしました。良かった。
欲を言えば、いつか、WEBの無料の短編を集めた、短編集も出して欲しいです。

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