女ひとり寿司 (幻冬舎文庫) の感想

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タイトル女ひとり寿司 (幻冬舎文庫)
発売日販売日未定
製作者湯山 玲子
販売元幻冬舎
JANコード9784344412989
カテゴリジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » グルメ » グルメエッセー

購入者の感想

内容 云々以前に、とても読みにくい文章、、私だけかな?
ポンポンとリズムに乗って書かれていたらきっと面白い文章も、やたらと句読点が多いせいで 全然前に進まない。
好みもあるとは思いますが、残念。

寿司屋はひとりで入るには敷居が高い(回転寿司は除く)。著者はそれにチャレンジした。しかも高級寿司屋に。
そこに至るには前段があった。自宅への帰路ふいと一人でたちよった寿司屋。この体験が最悪だった。ほとんど無視されて二万円。著者のひとり寿司履歴はそこから始まった。
好き放題、書き放題に体験記をまとめているが、鉄則がかくし味のようにある。まず予約を入れ、勧められた場所に座って、まず冷の酒につまみの刺身、それから握りに入って行く。そしてスタンダードをもっている模様。それはきわめて個人的なものであるが、絶対に必要なものらしく、「あら輝」の鮨との出会いから始まったとのことである(p.143)。
「あとがき」にはひとり寿司の極意が書かれている[予約を入れること、自分について職人は見合い、プレゼンの相手と思うこと、敵はふたとおり、オバハン主婦と30-40代の男](pp.236-7)。将棋で言えばこのあたりは定石で指している。
本書ではその後、将棋で言えばさしずめ急戦湯山流というか、飛車角交換に金、銀、桂馬入り乱れての大乱戦、ここが見どころ、面白い。
  寿司屋に入り、「ラッシャ―イ」の呼びかけを受け、鮨と酒をを愉しみ、居合わせた客のウォッチングを実況放送、そして結末までがしっかり「主観的に」書かれている。
  このレポートから、読者は寿司屋の多様性、個性に驚く。伝統的でありながら、革新的、全く画一的でない。マスターの個性も、著者の相の手でうまく引き出されている。そして寿司ネタ、とくにマグロが豊富な知識で称賛され、鮨の知識、作法が身につくというか、今からでもすぐに寿司屋に駆け込みたくなる名調子が心地よい。
  「解説」は社会学者の上野千鶴子さん、彼女の著作「おひとりさまの老後」が書かれる切っ掛けになったひとつが本書だという(p.243)。

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