Comes a Time の感想

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参照データ

タイトルComes a Time
発売日1994-11-16
アーティストNeil Young
販売元Reprise / Wea
JANコード0075992723527
Disc 1 :Goin Back
Comes A Time
Look Out For My Love
Lotta Love
Peace Of Mind
Human Highway
Already One
Field Of Opportunity
Motorcycle Mama
Four Strong Winds
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » ポップス

購入者の感想

70年代アコースティック・ニールを語るとき、「ハーヴェスト」に匹敵する傑作として忘れてならないのが本作。アルバム・ジャケットのニールの表情が示すように、快心の作とよってよいでしょう。クレージー・ホースがバックの曲は2曲のみで、それもアコギとコーラスを中心にしたサポート。アルバム全体を通じてフィドルやオーケストラをバックにした、大平原を吹き渡る風を感じさせる曲がほとんどで、実にリラックスして聴くことができます。ベン・キース等のバックをまとめて、「ゴーン・ウィズ・ザ・ウィンド・オーケストラ」と称していますが、特筆すべきはバッキング・ヴォーカルとしてニコレット・ラーソンが参加し、唯一エレキ色の濃い(9)では一部リードをとり、他の曲ではニールと抜群のハーモニーを聴かせてくれること。ニコレットが大きくフィーチャーされた最初の作品といってよく、ニコレット・ファンにとっても本作は聞き逃せないでしょう。本作で彼女がバック・コーラスを担当している訳ではないですが、「溢れる愛」に出会ったことが、彼女のソロ・デビューにつながったのは有名な話。ニールの歴代女性バック・ヴォーカルの中でニコレットとの相性が一番だと思うのは私だけでしょうか。

ニールの「プレーリー・ウィンド」「ハーヴェスト・ムーン」「アンプラグド」の路線が好きな人は本作を必ず気にいるはずです。唯一他人の曲が「風は激しく」。ニールの今年発表された秀作DVD「ハート・オブ・ゴールド」でも演奏されていましたが、この傑作の最後を締めくくるにふさわしい名演です。

スタイルを変えるニール・ヤングですが私はこのアルバムがアフター・ザ・ゴールドラッシュと並び最も好きなアルバムのひとつです。ハーヴェストを名盤として押す人も多いと思いますがこちらのほうが完成度は高いと思います。今から、約二十数年前、大学の時、先輩から聞いたのが初めてで、一度で好きになり、カセットテープに入れて音が悪くなるまで何度も聞いたのを昨日のことのように覚えています。comes a times、lotta loveが特に、お勧めの曲です。rock色の強いニールヤングも好きですが、この一面のニールとしてはマイ・ベストです。

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