デアデビル [DVD] の感想

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参照データ

タイトルデアデビル [DVD]
発売日2003-10-03
監督マーク・スティーヴン・ジョンソン
出演ベン・アフレック
販売元20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
JANコード4988142146328
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドラマ

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購入者の感想

当方、ディレクターズカット版(以下DC版)はDVDで鑑賞済です。

劇場公開版を見て主人公が弱くて、情けなくて、カッコ悪いからつまらない、
という印象を持った方に特におすすめしたいです。
自分はこれを観て180度印象が変わり、マーベル原作映画の中でも
3本の指に入るくらい好きな作品になりました。

紹介文では、ドラマ性・凶暴性の追加が強調されていますが
私が考える劇場版との最大の違いは【ハードボイルド】成分の増量です。

自分の正義を貫くため、やせ我慢し、傷つきボロボロになり、
誰に称賛されず、逆に犯罪者として追い詰められる。
それでも戦うことをやめない主人公【デアデビル=マット・マードック】の
キャラクター性は、劇場公開版とは比べ物にならないハードさで表現されています。

その結果、物語の重厚さが増し、まったく違う映画と言っても過言でないくらいの
作品に仕上がっています。

※※※※※※以下ネタバレあり※※※※※※※※※
 
 
 
 
 

 
 

雨の中、エレクトラの姿が超感覚「レーダーセンス」で浮かび上がる美しいシーン。
すると、マットの超感覚で犯罪の音が聴こえる。
デアデビルとなって犯罪者を追うか、目の前のロマンスを取るか…。

劇場公開版では、あっさりエレクトラと一夜を共にしますが、
DC版では、彼女を置いて犯罪者を追います。

その先で犯罪者を打ちのめす姿を子供に見られ、恐怖の対象として見られたことに動揺し、
自分は悪人ではないとつぶやく…。

劇場公開版では、雨のシーンでの葛藤が軽薄なものにしか見えませんでした。
DC版では、エレクトラとの最も美しい思い出として、ヒーローとして生きる苦悩としてしっかり機能しています。

この一点の違いで、「サム・ライミ版スパイダーマン」に
匹敵する等身大のヒーロー像を表現できています。

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