椎間板ヘルニアは手術なしで治る―75万人の痛みを解消した実証をあなたへ (SEISHUN SUPER BOOKS) の感想

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数年前から多発性のヘルニアを発症しているが、この先生の理論は恐らく正しいと思われます。
実際方法は異なるが、血液の循環をよくするため薬による治療を行っているが、それ以降ほぼ意識することなく痛みがない状態に改善しています。昨日仙台病院の某先生による腰痛の原因が仙腸関節であることが多いことをTVでやっていたが、この本でもその仙腸関節が多くの腰痛の原因であることが述べられています。

以前、椎間板ヘルニアで要手術判定を受けた時に、手術以外の選択肢を探してこの本にたどり着きました。当時は壁を伝い歩きするのがやっとの状態で、病院に行っても椅子にさえ座れない状態で、右足に麻痺もありずっとしびれてました。ちなみにこの本の内容を行うことにした決め手は、知人にヘルニアの手術をして痛みやしびれが完全に取れない、という人が複数いたことと、当時のかかりつけの内科の先生（整形外科ではありません）が、切っても切らなくても５年ぐらいあとの経過はあまり変わらないみたいですよ、という一言でした。
著書内の実践図解１の体操は200から300回行えと書いてあるのですが、最初は痛みが強かったので、たった20回行うのに30分ぐらいかかったと記憶しています。１週間後ぐらいからで実践体操の１から３を行うようにして、以後１ヶ月ぐらいでしびれが軽くなり、３ヶ月でほぼ完治しました。ですのでこの著者には本当に感謝しています。
確かにゴムバンドを買わないと行えない体操ばかりですが、著書を読めばその意味がわかるかと。著書内で紹介されているところから私は買っていません。というか、動けなかったので通販で買えた別のバンドを使いました。1995年初版のこの本が現在も販売されていて、現在類似のゴムバンドが似たような商品名でいっぱい販売されているということは、やはりそれなりに効果があるのだと思います。
すべての人に効果があるかはわかりませんが、一度試す価値はあると思います。