オーディオテクニカ レコードクリーナー AT-6012(テクニカ) の感想

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参照データ

タイトルオーディオテクニカ レコードクリーナー AT-6012(テクニカ)
発売日販売日未定
販売元オーディオテクニカ
JANコード4961310000226
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購入者の感想

この製品はかなり長い間使っているが、使いやすいために予備として最近同じ製品を買い足したところ、これまで使っていたもののプラスチックがかなり黄ばんでいることに気づいた。それでもまだ最初の製品が使える状態なので、やたらと高額になりつつあるアナログ関連の製品としては驚異的なコストパフォーマンスだと思う。

私は日常生活ではCDなどのでデジタル音源を聞くことが多いが、時間的・精神的に余裕のある休日などには、レコード棚から古いレコードを取り出してゆっくりと聴くことにしている。
数十年ぶりにLPジャケットからディスクを取り出すと、カビがこびりついていることも少なくない。
ひどいカビ・汚れの場合には、洗浄液(AT634)のビンに入れた精製水をレコードに3〜4滴垂らして、乾燥状態で保管しているこのクリーナー(AT6012)で溝にそって水を伸ばしながら拭き取っていく。これを数回繰り返した後で、乾燥状態で保管している別のクリーナー(AT6017)で仕上げをしてから、針を下ろす。もしも最初の10秒以内にパチパチ音が数回以上あれば、この手順を繰り返す。
使用したAT6012に付いた汚れは、使い込んだ清潔な木綿のハンカチで拭きとる。ひどい汚れを落とした場合には、その日の最後に、AT6012そのものを流水でジャブジャブ洗ってから、水をしっかり切って、ほこりの少ない場所で乾燥させている。
かなり汚れがひどい場合でも、この処理で新品同様のほとんどノイズのない状態でディスクを聴くことができて、演奏に集中できる。

汚れのほとんどないディスクの場合には、精製水をレコードに3〜4滴垂らして、クリーナー(AT6012)で溝にそって水を伸ばしながら拭き取っていくだけにしている。

これらは、本来の使用法ではないかもしれないが、数十年かかってこの方法になってしまった。

今までオーディオテクニカのAT-6015, 6017, 6018, 6012X も含め、沢山の種類のレコードクリーナーを使ってきたが、これらのモデルのベースとなったAT-6012が一番使いやすい。他社の旧製品と比べても、AT-6012と比肩できるのはDENONのAMC-10と、「昔のDISC WASHER D4(米国の口コミを見ると現在のD4はベルベットの構造、質が変更された別物らしい)」位だと思う。

AT-6012Xとの最大の違いは使っているベルベットにある。AT-6012のベルベットには方向性があり、乾式として使ってもレコードのゴミ、ホコリをすくい取ることが出来るのに対して、姉妹モデルのAT-6012Xのベルベットには方向性が無いのでゴミ、ホコリを集めることはできるが、すくい取ることは難しい。

付属のクリーナー液を注入して湿式として使うならAT-6017の方が湿り気のコントロールができるし、クリーナー容器の密閉性が高く長期間(約2週間)液を注入せずに済むので毎日レコードを聞く人には薦められる。毎日レコード1〜2枚を聴く程度であれば、必用なときにだけクリーナー液を2〜3滴6012に垂らしてクリーナーボトルの底などで延ばすことでAT-6018のような使い方も可能であり、十分な効果が得られる。AT-6017は密閉性が高くベルベットが乾燥しにくいのが逆に災いしてベルベット面がカビくさくなってしまうことがあるので、AT-6017を湿式で使う場合には2個用意して、一ヶ月ごとに入れ替えてベルベット面を乾燥させて日光消毒することをお勧めする。個人的にはAT-6012の方がAT-6017よりもベルベットの面積が広く、クリーナー下面全体に張ってあるので、AT-6012の方がクリーナーとしての使い勝手ははるかに良いと思う。

AT-6018 は「取っ手部分に金属を使うことで静電気除去効果がある」と謳っているものの、私が使ってみた感じではAT-6012,AT-6017 よりもむしろレコードが帯電しやすいようにも感じる。また、容器の密閉性は6017ほど高くないので6017よりもクリーニング液の消費量は多くなってしまう。

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