現代アート経済学 (光文社新書) の感想

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参照データ

タイトル現代アート経済学 (光文社新書)
発売日2014-06-17
製作者宮津 大輔
販売元光文社
JANコード9784334038052
カテゴリ » ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学

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購入者の感想

世界の美術市場(特にアートフェア、トリエンナーレ、ビエンナーレ)を概観した内容です。引用も多く誠実に書かれた本です。

ただ書かれた当時は新鮮だったのでしょうが、4年たった今となっては情報が古くなった感があることは否めません。現代美術市場の変化は2010年代から特に激しいですし。

またタイトルから、文化経済学を期待するのは間違いです。研究ではなく、情報を収集した内容の本です。

世界経済の動向とアートの関係が無縁ではない事がよく判って興味深く読みました。これを読むと日本はアートで言えば後進国かも知れないと思います。
或は浮世絵や仏像など高感度な芸術が身近にありすぎ、美意識が確立してしまっていて、現代アートという物が良く見えないのか?微妙なところだと考えさせられました。

本屋さんで手に取って驚いた。 
精緻なリサーチと体験をもとに現代アートのマーケットとその動態性を正確に描き出した書籍。 前著「現代アートを買おう」も著者のパッションが伝わり感動的でしたが、本書はよりオトナな視線でマーケットを分析しグローバル市場および東&東南アジアマーケットの今後を占う最良の案内書と言える。 とかく独りよがりなこの国の美術館キュレーターや愛好者はじめ業界関係者に読んでもらい、我々世代がこのグローバル社会でどのように振る舞うべきかを考えるための優れた指南書にもなる。 アートは作り手であれ受け手であれ個人がプレイヤー。 パッショネイトで経験豊富な一個人が語るコトバの中に真実と希望が見える。 

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