Velbon 三脚 レバー式 Sherpa 635II 3段 中型 3Way雲台クイックシュー付き アルミ製 445667 の感想

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本機および645IIの間で迷い、645IIを購入しました。645IIのほうにも同様のレビューを書きましたが、545IIを購入検討の方にも参考になればと思い、こちらにも寄稿致します。

おそらくこの三脚を含め、Sherpaシリーズを検討している方々は強度がどのようなものかが非常に気になるところと思います。雲台、全高の違いは微々たるもの。645と545の決定的な違いは脚径です。展示品を触ってみた結果、545の一番細い部分は頼りない。数字で比較すると一目瞭然。

645II 脚径29/26/23/「20」 mm (推奨3.0 kg、自重2250 g)
545II 脚径26/23/20/「17.2」 mm (推奨2.5 kg、自重1890 g)
(445II 脚径23/20/17.2/14.4 mm (推奨2.0 kg、自重1530 g))

17 mmだと、2-3千円(例えばEX-440)の三脚の2~3段目と同等程度なので、その華奢さがわかると思います。並べて振動を与えて比較すれば頑強さは歴然です。
一眼レフ、特に近年の高画素機を使用されている方には、積載重量に関わらず、645II(あるいは635II)をお勧めします。

３５ｍｍ版デジタル一眼レフカメラ用では抜群の安定感があり、主軸下部のネジに別売りのフックをつけてカメラバックをぶら下げれば、強風でもカメラを縦位置に構えても決して倒れません。また、プロからアマチュアまで満足させるほどの三脚だと思います。お気に入りは脱着が便利なクイックカメラプレート、縦横２個ある水平レベルゲージ、助手いらずのクイックロック、キャリングケースです。主軸は半分以下の伸縮で使用する事が常識ですが全部伸ばしても安定感は損ないません。欲を言えば、主軸をギア式エレベーターにしていただけたら、さらに使いやすくなると思いました。三脚選びは、自分の身長よりも少し高く上がる物がベストです。