バカの理由(わけ) (役立つ初期仏教法話12) の感想
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参照データ
タイトル | バカの理由(わけ) (役立つ初期仏教法話12) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | アルボムッレ・スマナサーラ |
販売元 | サンガ |
JANコード | 9784904507834 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 哲学 |
購入者の感想
日本の仏教が葬式の時のみ触れる形骸化を憂い、儀式ではなく人が生きる指針としての本来の仏教の在り方を探求したく
想い本書を手に取りました。仏教の「三毒」と言われる回避したい心の在り方。欲 怒 痴 の「無智」から読み始めました。
なるほど、生活が便利になり、情報や享楽の氾濫から感情に任せて判断していると、ロクな事が起こらないと達観しました。
「物事をありのままに受け入れる」書けばシンプルですが、難しいです。
戦中、2度も原爆を落とされて、アメリカの圧力から原発を作らされ、
そして、福島の禍、こうした罪は裏で「無智」が手を引いています。
単に、知識の詰め込みではなくて、どう知識を行動レベルで活かすか?
難しい命題です。
想い本書を手に取りました。仏教の「三毒」と言われる回避したい心の在り方。欲 怒 痴 の「無智」から読み始めました。
なるほど、生活が便利になり、情報や享楽の氾濫から感情に任せて判断していると、ロクな事が起こらないと達観しました。
「物事をありのままに受け入れる」書けばシンプルですが、難しいです。
戦中、2度も原爆を落とされて、アメリカの圧力から原発を作らされ、
そして、福島の禍、こうした罪は裏で「無智」が手を引いています。
単に、知識の詰め込みではなくて、どう知識を行動レベルで活かすか?
難しい命題です。
『バカの壁』の著者 養老孟司氏が帯に出ていますが、
本書は『希望のしくみ』の続編ではありませんし、対談の掲載もありません。
ところで、
私たちにあまりにも同化しすぎて、気づきにくい真のバカ(無智)ですが、
気づきにくいからといって、放っておいていい物でもないようです。
様々な煩悩を、心にくっつける接着剤のような働きをしているようです。
そんな無智の治し方、実はあるそうです。
『怒らないこと』からほぼ5年、
『怒らないこと2』からほぼ1年。
いつごろ、貪瞋痴のシリーズ化を発表されたのか分かりませんが
「役立つ初期仏教法話」シリーズとしては確かに待望の1冊です。
本書は『希望のしくみ』の続編ではありませんし、対談の掲載もありません。
ところで、
私たちにあまりにも同化しすぎて、気づきにくい真のバカ(無智)ですが、
気づきにくいからといって、放っておいていい物でもないようです。
様々な煩悩を、心にくっつける接着剤のような働きをしているようです。
そんな無智の治し方、実はあるそうです。
『怒らないこと』からほぼ5年、
『怒らないこと2』からほぼ1年。
いつごろ、貪瞋痴のシリーズ化を発表されたのか分かりませんが
「役立つ初期仏教法話」シリーズとしては確かに待望の1冊です。