からたちの小径 の感想
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参照データ
タイトル | からたちの小径 |
発売日 | 2013-12-18 |
アーティスト | 島倉千代子 |
販売元 | 日本コロムビア |
JANコード | 4988001756620 |
Disc 1 : | からたちの小径 [作詩:喜多條 忠・南こうせつ、作曲:南こうせつ、編曲:佐久間 順平] からたちの小径(オリジナル・カラオケ) この世の花 [作詩:西條 八十、作曲:万城目 正、編曲:松尾 健司] |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » 歌謡曲・演歌 » 歌謡曲 |
購入者の感想
某サイトでたまたま聞いているうちに泣けて泣けてしょうがない。それで何回聞いても泣けてくるのでいい歌に違いないと思いました。いま我が家のステレオではかなく美しく歌っています。一番も二番も三番も間奏も美しくはかなく胸にジーンときます。
2013年11月14日に営まれた葬儀の席で披露された、島倉千代子さん=お千代さんが生前最後にレコーディングした「からたちの小径」。
亡くなる3日前の11月5日、当初15日に予定されていたレコーディングを「その日まで待てない」とお千代さん自ら申し入れ、前倒しする形で、お千代さんのご自宅に機材を持ち込み、行なったものだった。
通常、“最後のレコーディング”というものは、そうなるとは思うことなく歌われ、演奏されることがほとんどだと思うけれど、この時のお千代さんには「たぶん、これが最後になる」ということが、きっとわかっていたと思う。
そしてお千代さんは、「からたちの小径」を三度、ベストを尽くして、歌った。
その胸のうちにあったものを思うと、こちらの胸もつまって、何も言えなくなってしまう。
最後まで歌うことに情熱を燃やし続けたお千代さんの“想い”の前では、どんな言葉も無力だ。
ただ、この上なく美しい「白鳥の歌」(=最後のレコーディング)が、間違いなくここにはある。
葬儀の際に流れた音源は、バックの音が暫定的なもののようだったが、こうして発売された「からたちの小径」は、「からたち日記」のメロディーのごく一部をあしらったイントロに始まり、お千代さんの歌声を包み込むような、しっとり、しっかりとした音に仕上がっている。
他にCDには「からたちの小径」のオリジナル・カラオケに加え、“島倉千代子”としてのデビュー曲である「この世の花」が、モノラル録音のオリジナル音源で収められている(「この世の花」といえば、この歌を主題歌とした同名映画―ヒットに次ぐヒットで、第10部まで作られた―でヒロインを演じた淡路恵子さんも、体調を崩され、目下休業中である。「似たようなお話が延々と続いて、もうイヤでイヤでしょうがなかった」と語っておられた淡路さんだが、その『この世の花』が代表作のひとつであることは間違いない。どうかまた健康を取り戻し、ドラクエについて……だけでなく、歩んで来られた道のことなど、熱く語っていただきたいものだ)。
ジャケットは遺影と同じ、お千代さんが気に入っていた写真。
亡くなる3日前の11月5日、当初15日に予定されていたレコーディングを「その日まで待てない」とお千代さん自ら申し入れ、前倒しする形で、お千代さんのご自宅に機材を持ち込み、行なったものだった。
通常、“最後のレコーディング”というものは、そうなるとは思うことなく歌われ、演奏されることがほとんどだと思うけれど、この時のお千代さんには「たぶん、これが最後になる」ということが、きっとわかっていたと思う。
そしてお千代さんは、「からたちの小径」を三度、ベストを尽くして、歌った。
その胸のうちにあったものを思うと、こちらの胸もつまって、何も言えなくなってしまう。
最後まで歌うことに情熱を燃やし続けたお千代さんの“想い”の前では、どんな言葉も無力だ。
ただ、この上なく美しい「白鳥の歌」(=最後のレコーディング)が、間違いなくここにはある。
葬儀の際に流れた音源は、バックの音が暫定的なもののようだったが、こうして発売された「からたちの小径」は、「からたち日記」のメロディーのごく一部をあしらったイントロに始まり、お千代さんの歌声を包み込むような、しっとり、しっかりとした音に仕上がっている。
他にCDには「からたちの小径」のオリジナル・カラオケに加え、“島倉千代子”としてのデビュー曲である「この世の花」が、モノラル録音のオリジナル音源で収められている(「この世の花」といえば、この歌を主題歌とした同名映画―ヒットに次ぐヒットで、第10部まで作られた―でヒロインを演じた淡路恵子さんも、体調を崩され、目下休業中である。「似たようなお話が延々と続いて、もうイヤでイヤでしょうがなかった」と語っておられた淡路さんだが、その『この世の花』が代表作のひとつであることは間違いない。どうかまた健康を取り戻し、ドラクエについて……だけでなく、歩んで来られた道のことなど、熱く語っていただきたいものだ)。
ジャケットは遺影と同じ、お千代さんが気に入っていた写真。