MKS(三ヶ島) ジーアールナイン [GR-9] ブラック の感想

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重量は表示299gに対し実測309gと若干重いですが自転車部品の誤差としてはまあまあ
大きさの割には重いですが、 金属ペダルとしては普通の重さかと
仕上がりは国産を謳うにはガッカリですが足蹴にするペダルとしては十分なレベル
取付けはスパナでも六角レンチでも可能

ベアリングは内外共カップ＆コーンの2ベアリングで流行のシールドベアリングより古いとも言えますが
メンテしながら長く使うにはこちらの方が適しているとも言えます
軸はガタツキもなく渋くもない良い感じの締め具合です
手触りはカサカサした感じの廻り具合ですが、開けてみたところグリスは必要十分な感じなので
数百キロ走ればよい感じになるものと思われます
（一応クリーニングしてタップリ目でグリスアップ）

踏み面は小さいですが靴底が柔らかくなければ踏み込みに違和感はないと思います
形状からもクリップ取付必須な設計ですが、同メーカのクリップに対しても踏み面が同一にならないのはガッカリ
（前方向にツバが出ておりクリップは一段低い位置に付きます
　フニャフニャなMT-250ならまぁこれでも悪くはないのですが
　硬質なZEFAL MT45なんかは同一面になった方が踏み心地が良いように思います；星-1）
返しは十分な大きさがあり反射板を付けても良い感じで返せます

ハイパックカーボンと比べると重さの面で若干難ありですが、
普通の靴で乗るクリップ用ペダルとしてはメンテ可能なベアリングの信頼性を含め最適なペダルの1つと思います

ペダル幅が狭いかわりに、縦方向は十分な長さが有り、しっかりと踏み込むことができます。
また、室内保管のため、車体幅を抑えられ、室内での移動が容易になりました。
幅が狭いことの代償として、トゥークリップを併用しなければ横方向に踏み外すかもしれません。
商品自体は適度な重さが有り、ブラックの塗装も非常に美しく、
満足度が高い仕上げです。この辺りは、記載写真では感じることのできない質感が有ります。