ナバロンの嵐 [Blu-ray] の感想

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今は無き都内新宿の映画館、新宿プラザ劇場にて公開当時に観賞。上映前からロン・グッドウィンによるテーマ曲が繰り返し高らかに鳴り響いていたのを思い出す。まるで運動会に流れるようなテンポ良いメインテーマ曲。現状の発売ソフトは126分のいわゆる再編集版らしく上映時間とメインタイトルのバック画像にも違いがある。イラストがバック画像になっているのが劇場公開版118分である。かなり以前にNHKBSで放映されたのを録画して持っている。どのような理由でバック画像を変えたのだろうか？イラストを書いた人物と著作権でトラブったのか？不明ではあるが個人的にはイラストのバック画像の方が味があって好きである。
映画自体は前作のスケールに遠く及ばずも軽いアクション戦争映画に仕上がっている

アリステア・マクリーン原作。マクリーンにしては読みやすかった記憶があります。

時代背景ですが、
ドイツがユーゴに進行し、多くの将兵が山中にこもり、対ドイツレジスタンスとして立ち上がった。映画中でチェトニクス（王党派と呼ばれる一派。
一方、祖国の危機に亡命先から帰国し、チトーのもと集まりパルチザン活動を展開していった人々。
すると、チェトニクス軍がドイツ側に寝返り、パルチザンに攻撃を仕掛けていった！
しかし、連合軍はこの事実に気がつかずチェトニクスに物資・武器の援助を行っていた。。。（映画のパンフレットより）
公開時、後からパンフレットを読んで、あぁそうゆうことか・・と理解した記憶がありましたので書いておきます。

そして出演者。豪華です、自分的には。　まず何といっても、
ロバート・ショウ。この作品は彼の遺作となってしまいましたが相変わらず渋い演技を見せてくれます。頼れます。
相方、エドワード・フォックス。いかにもイギリス人って感じで皮肉でクールなのがぴったし。軍服が似合います。
ハリソン・フォードはアメリカ軍特殊部隊の若き将校役。　当初、上記ふたりのおじさん兵士が一緒なのを疎ましく思うのですが、次第に認め・・って感じをうまく演じてます。
バーバラ・バックは紅一点。特徴のある顔立ちですがボンドガールにもなったグラマラスな美しさは健在。粗末な服装だと余計美しさも際立ちます。当然ほんわかしたサービスカットもあります。監督、分かってる。
ちなみに身長１６９cm、B89・W61・H89（パンフより）
その他にも、フランコ・ネロ、カール・ウィザース、そしてリチャード・キール（２ｍ19cm）。そういえば、バック嬢とキール氏は００７で共演してたんですね。

ストーリはそれなりに二転三転はしますが、わかり易く最後まで面白く観れます。