萬古焼 銀峯 花三島 土鍋 (深鍋) 10号 5-6人用 52016 の感想

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土鍋の号数って1号あたり直径1寸なのだそうです。なのでこの10号は直径10寸つまりざっくり30cmってことです。ググるまで知らなかったんですけどね。

さて冬場に友達と鍋をやろうと思うならこのくらいのサイズは欲しいところ。1人or2人用の6号あたりと、パーティ用の10号は結構ウルワシイ組み合わせだと思います。

この銀峯の花三島はどこの家庭にもあるド定番デザイン。落ち着いていて嫌味でないところが安心できます。ま、これだけ普及しているものが使いにくいわけも無く、また価格的にも無理が無い見事なバランスのところにおります。

ひとつだけ注意がありまして、土鍋と言うのは使う前にナラシが必要なのだそうです。つまりパーティの当日に届いていきなりは使えない。

何をするのかと言えば鍋の表面に空いた穴（ガラスと違って陶器は微細な細かい穴が無数にあるのです）にでんぷん質を馴染ませて、調味料やらなにやらを吸い込み難くするのです。吸い込むと何がいけないかというとカビが生えやすくなるわけですね。

なので鍋が届いたら以下の様な手順を踏むのだそうです。

1. 洗ってちゃんと乾かす（底が濡れたまま火にかけるとひびが入る場合がある）。
2. 茶碗半分位のご飯を入れて水を張りぐつぐつと煮立てる（多分中火）。
3. 弱火に落として水を足しながら2時間くらいとろとろと煮詰める。
4. 一晩放置する。

で、このお粥は捨ててもう一度洗い、乾いたらナラシはOK。出来れば最初から味の濃い料理には使わないでくれとのこと。

土鍋って生き物なんですねぇ。そんなちょっと手間がかかるところを可愛気だと思うとそれもまた楽しいです。

きっと今年は沢山鍋パーティをやるんではないかと思います。鍋のレシピをいっぱい仕入れようっと。