ワルツ・フォー・デビイ+4 の感想

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参照データ

タイトルワルツ・フォー・デビイ+4
発売日2014-10-08
アーティストビル・エヴァンス
販売元ユニバーサル ミュージック
JANコード4988005844446
Disc 1 :マイ・フーリッシュ・ハート
ワルツ・フォー・デビイ (テイク2)
デトゥアー・アヘッド (テイク2)
マイ・ロマンス (テイク1)
サム・アザー・タイム
マイルストーンズ
ワルツ・フォー・デビイ (テイク1) (ボーナス・トラック)
デトゥアー・アヘッド (テイク1) (ボーナス・トラック)
マイ・ロマンス (テイク2) (ボーナス・トラック)
ポーギー(アイ・ラヴズ・ユー、ポーギー) (ボーナス・トラック)
カテゴリミュージック » ジャンル別 » ジャズ・フュージョン » モダンジャズ

購入者の感想

<ワルツ・フォー・デビィ>、
ビル・エヴァンズは沢山のレコーディングを残しました。
そのなかでも、とくにわたしたちの心に深く残るのはスコット・ラファロ(b)との作品です。
そして、そのなかでも、とくに心の中に深く残るのは、
’61年6月25日のヴィレッジ・ヴァンガードでのライブの記録、
この<ワルツ・フォー・デヴィー>と<サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード>の2枚です。

心と心のインター・プレイがそのままジャズとなった見事な演奏です。

しかし、エヴァンズはこの最上のパートナー、スコット・ラファロを、このライブのわずか10日後に自動車事故で失ってしまいます。

エヴァンズのピアノは限りなくロマンティックです。
でも、そこに、ほのかな寂しさ、ほのかな暗さのようなものを感じます。
限りなく美しいものには一抹のかげり、哀しさのようなものが必ずあるのだと思います。

わたしは、エヴァンズのそういうところが好きです。

ビクター・ヤングの名曲、<My Foolish Heart>の
Bill Evans(p), Scott Lafaro(b), Paul Motian(ds) の名演をお聴きください。

そして、ビル・エヴァンズの代表作、<Waltz for Debby>、
お兄さんの娘さんのデビィに捧げた曲だそうです。エヴァンズのやさしさを感じさせる素敵なワルツです。

ノン・ビートで始まって、途中からイン・テンポになって、スイングするエヴァンズのピアノ。
そこに寄り添うラファロのベースにご注目ください。ポール・モチアンのドラムスも素敵です。

ライヴの雰囲気を見事にとらえた秀逸な録音、
ジャズ史上に永遠に残る名盤です。

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