山口晃が描く東京風景―本郷東大界隈 の感想
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参照データ
タイトル | 山口晃が描く東京風景―本郷東大界隈 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 山口 晃 |
販売元 | 東京大学出版会 |
JANコード | 9784130831017 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
江戸しぐさのポスターで有名な山口晃が、本郷東大界隈の景色を描いたのが本書だ。だがさすがにあの山口晃、たんなる風景画ではない。見ていくといつのまにかタイムスリップした気分になる。なんだろうかこの不思議な感覚。
私も本書を手に本郷を散策した。たしかにあった、安田講堂南側に謎の建物が。まったく何の用途に建てられたのかわからない。こういうところに着目するところが山口晃の鋭い点だと思う。もっとも有名な安田講堂はラストにうっすらと描いているところも憎い。建物は現代のものなのに、人物は旧帝国大学時代を思わせるところもおもしろい。
みなさんも本書を手に散策してみよう。少し大きめのポストカードとしても使えます。
私も本書を手に本郷を散策した。たしかにあった、安田講堂南側に謎の建物が。まったく何の用途に建てられたのかわからない。こういうところに着目するところが山口晃の鋭い点だと思う。もっとも有名な安田講堂はラストにうっすらと描いているところも憎い。建物は現代のものなのに、人物は旧帝国大学時代を思わせるところもおもしろい。
みなさんも本書を手に散策してみよう。少し大きめのポストカードとしても使えます。