稼ぐ力 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方 の感想

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参照データ

タイトル稼ぐ力 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方
発売日2014-06-06
製作者大前研一
販売元小学館
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カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓

購入者の感想

 大前氏の著書からは,いつも「如何にして生きるか」というノウハウを学んでいる。本書もとても勉強になった。私が参考になった点は,次の通りである。
・日本人は,かりそめのアベクロバブルに惑わされず,自分たちが世界で唯一,収入も雇用も大幅に減っている異常な国に住んでいるという事実を,確と認識しなければならない。
・企業にとって,“世界で最も稀少な資源”は,レアアースでも高度技術でもなく“優秀な人材”だからである。もし1万人の社員がいたとしても,真に優秀な人材を見つけ出すことができなければ,その会社は潰れるしかない。
・人にできないことをやるのが「仕事」であり,誰でもできることをやるのは「作業」でしかないのである。
・今,多くの企業が求めているのは,自分で稼げる仕事を見つけてくるような社員であり,その危機感を共有できるか否かが,一つの「採用基準」になると言ってよい。
・私は(最初の)定年は,早ければ早いほどよいと思う。なぜなら,50歳くらいでいったん定年になるとなれば,それからもう一度,15〜20年かけて新たな仕事にチャレンジできるからだ。
・転職が当たり前のアメリカなどでも,3回以上転職した人の給料は下がる傾向にある。だから,日本のビジネスパーソンの場合も,2回目か3回目の勝負で最も給料が高くなり,やりがいも最大になるように準備しなければならない。そこまで見据えて20代から勉強を続け,スキルを磨いていれば,転職市場でも評価されるだろう。「天職」に就くためには,死にもの狂いで頑張らなければならない時期がある。それを我慢して乗り越えない限り,「天職」は見つからないと心得るべきである。
・EVがエコなのは,原発があるからだ。原発の安価な夜間電力(昼間の3分の1の電気料金)で充電できたので,ガソリンよりコストが安いとアピールできていた。原発がなくなって電気料金が昼夜一緒になったら,それだけでEVの「燃費」は3倍に跳ね上がってしまうし,太陽光発電や風力発電のフィードインタリフ(固定価格買取制度)で電気料金が上がることは確実なので,今後は4倍になる可能性が高い。

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