東大数学で1点でも多く取る方法 理系編 増補版 の感想

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参照データ

タイトル東大数学で1点でも多く取る方法 理系編 増補版
発売日販売日未定
製作者安田 亨
販売元東京出版
JANコード9784887421820
カテゴリジャンル別 » 教育・学参・受験 » 高校教科書・参考書 » 数学

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購入者の感想

東大向けの参考書で唯一、受験生の視点に立って合格点を高確率に得るために書かれた参考書です。
前書きで書かれているように、ハイレベルな解法よりも着実に点に結びつく答案の書き方を指導しており、普通の模試では高偏差値なのに、東大型模試では得点が伸び悩む受験生や、赤本や青本・大学への数学の解答が理解できない受験生には頼もしい味方になってくれます。
また、高校の先生や東大志望者の家庭教師にとっても、東大の傾向がつかみやすく、類題を見つけたり予想問題を作りやすく、生徒を指導しやすくなると思います。
前提としている受験数学の知識は「1対1対応の演習」レベルなので、これが終了したら取り掛かるのが良いでしょう。
もちろん東大以外の難関大志望者にもお勧めです。

2009年に出版された「東大数学で1点でも多く取る方法」の増補版になっています。
2010年〜2012年の問題を追加していますので、2009年に掲載されていた問題の解説はそのままになっているので厚みがましています。

本書のコンセプトは一貫しており、緊張し非日常的な感覚となる受験会場で、1点でも多く点数を獲得することに主眼をおいた解説となっており、問題の解答は、安田亨先生らしいスマートさがありますが、その解答に至るまでの経緯や考え方、そして完答ができない時でも(答案について)取るべき態度等を詳しく解説してくれているので非常にためになります。

解答の書き方にも言及しており、その視点は「大学の数学の先生」が採点しているということ。
高校生が何気なく使う記号「⇔(同値)」など、実は大学の数学の先生の琴線に触れやすい記号で、本当に記号の意味が判って使っているか等細かいところまで見られ、ひいては減点される可能性があること。本当に意味を理解してつかっているのかどうかを自問することを書いています。
これは、結果的には「1点でも多く取る」ことになりますが、「1点でも減点されない」方法であり、このように「点の上乗せ」と「いらぬ減点予防」の両面からの点数獲得を指導してくれています。

東大以外の難関大学をめざす受験生にも参考になると思います。
しかし、問題自体が東大からの問題ですから、やはり東大志望者に絶大に参考になる一冊だと思います。

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