マチェーテ・キルズ [DVD] の感想

268 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトルマチェーテ・キルズ [DVD]
発売日2014-09-02
監督ロバート・ロドリゲス
出演ダニー・トレホ
販売元Happinet(SB)(D)
JANコード4907953062610
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション

購入者の感想

いつも通りフェイクの予告編が流れる。「マチェーテインスペース」だって。麻薬組織がミサイルを購入。潜入捜査官のマチェーテは現場で取り締まろうとするが、相棒を殺され自分も捕まる。大統領から電話がある。凶暴な革命家のメンデスを捕まえて欲しいと。ミスコンを狙ってるバスケスに連絡係を任せメンデスのメキシコのアジトに。居場所を知ってる娼婦のセレーサと共に行くが、道中でセレーサはメンデスの命令で殺される。メンデスは自分の心臓とミサイルの発射装置を連結する手術をした。心臓が止まればミサイルは発射。外せるのは開発者だけ。ややこしいからメンデスごとアメリカに運ぶことに。大統領は協力してくれないので自力で。幾つもの顔(レディ・ガガ)を持つ殺し屋カメレオンや、懸賞金に目が眩んだ奴らや、乳首からマシンガンが飛び出る娼婦の軍団に襲われながら国境を目指す。国境には壁があるが、地下にトンネルがあってそこからアメリカに戻る。アメリに戻ると、謎の組織に襲われメンデスは殺される。マチェーテも撃たれて捕まる。目を覚ますとそこにいたのは開発者のヴォズ。メンデスの心臓だけはケースに入れられて動いてる。内蔵が飛び出る銃。ヴォズには未来が見える能力が。地球の終わりが見えてるのでノアの方舟的なロケットを造って宇宙へ行こうとしてる。ヴォズの手下はロシアや北朝鮮にもいる。ミシェルが現れて、組織のメンバーを紹介される。メンバーが神隠しにあったようにいなくなるが、ヴォズが奴隷として宇宙に連れてくためにさらってた。バスケスと会うが、ヴォズの仲間で銃撃される。ミシェルとはぐれ、再びカメレオンに襲われる。自分の墓穴を掘ってるうちに地下トンネルへ。カメレオンは間違った方向へ行き自警団に殺される。マチェーテはミシェル達とヴォズのロケット発射を邪魔する計画。パーティー会場で撃ち合いに。メンデスの心臓を銃で撃たれてしまったのでミサイルはもうすぐ発射。恋人である相棒を殺したのはヴォズ。ヴォズの顔面を火炎放射器で焼く。ミシェルはバスケスに左目も撃ち抜かれる。両目が見えない中戦い勝つ。ミシェルは氷漬けにされシャトルに。マチェーテはロケットに掴まり、青い線を切って爆発を回避。他の国のロケットも止まる。ロケットスペースXに乗り込みヴォズのロケットを追うことに。冒頭の予告編が再び流れる。

クエンティン・タランティーノ監督との競作による「グラインドハウス」内の偽の予告編がきっかけで製作された、ロバート・ロドリゲス監督による痛快B級ヴァイオレンス・アクションの続編。ダニー・トレホ扮する不死身のタフガイ「マチェーテ」が、国家を揺るがす巨大な陰謀に立ち向かう様を、これが映画初出演となるレディー・ガガを始め、ミシェル・ロドリゲス、アントニオ・バンデラス、ジェシカ・アルバ、メル・ギブソン、カルロス・エステヴェス(チャーリー・シーン)といった顔触れで描き出す。本作で、ロドリゲス監督は製作・監督・原案・撮影・編集・音楽に名を連ねている。

前作はなかなか面白い作品だったが、本作はダメダメであった。前作も意表を衝くハチャメチャぶりで楽しませてくれたのだが、そこにはリアリティを無視しないギリギリのラインでバランスが取られていた。背景の不法移民問題も現実の複雑な一面であり、貧しい移民たちに肩入れする姿勢も爽快である。それが本作では、地球を滅ぼして宇宙へ集団脱出しようと企む悪役との対決というアホらしさ。

冒頭から、武装した集団の前にマチェーテと捜査官の2人が拳銃だけで立ちはだかって制圧しようとし、武装集団も一旦、それに従わざるを得ないかのような素振りを見せる。その後の銃撃戦ではダメアクション映画の定石である「何の工夫も無く隠れるタイミングも遅れているのに何故か主人公には銃弾が当たらない」場面が続く。

前作では、どう見ても悪役顔の主人公が実は正義の味方とわかってからも、ダニー・トレホの強烈なイメージから、単なるヒーローとは違う胡散臭さが付きまとって深みがあったのだが、本作では、のっけから大統領から依頼を受ける正真正銘のヒーローになってしまっている。そうなると、一見顔は悪いが単なる人の良いおっさんにしかならなくなる。

ようはダニートレホの演技を見る映画なんですよね。他の人は周りで騒いでるだけというか。
でも皆かなり真剣でノリノリでやってるんで最後まで見れる馬鹿らしさです。
全般的にいい意味でわざとらしさ満載なんです。
あと、いろんなアクション映画のチープなパロディ(本家よりスケールが小さい)も満載で、
例えばワイルドスピードだったり、マトリックス2作目や最近のコミックヒーロー系映画のパロ、
某ダイハードな人そっくりな風貌と銃の持ち方の人が出てきたり。
EDテーマもなんか壮大なSF物の様な作りになってて、思わず笑っちゃいました。
メルギブソンなんて自身の作品の事まで仕込んでますよ。後やたらCPUメーカーのAMD推しだったり……
ただ、これらを出すだけでネタにせず真面目に映画にとりこんでるので、
監督は皮肉でやってるのかなんなのかわからないのが不思議に感じました。
ストーリーは展開が速いというか、余計なところをほぼカットしてるのでテンポがいいですが、前作には面白さは及ばないですね。
あと、エロスはほとんどなくなりました……
多くの人にお勧めといえるものではないですが、見ても損はないという感じです。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

マチェーテ・キルズ [DVD] を買う

アマゾンで購入する
Happinet(SB)(D)から発売されたダニー・トレホが出演のロバート・ロドリゲスのマチェーテ・キルズ [DVD](JAN:4907953062610)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.