ミュータントの決断 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-484 宇宙英雄ローダン・シリーズ 484) の感想

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タイトルミュータントの決断 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-484 宇宙英雄ローダン・シリーズ 484)
発売日販売日未定
製作者クラーク・ダールトン
販売元早川書房
JANコード9784150119799
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » SF・ホラー・ファンタジー

購入者の感想

何者かが仕掛けた罠に落ち物質の窪地に囚われの身となった超越知性体‘それ’を救うべく全力を傾注するローダン一行の活躍を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第484巻。本巻の執筆者はベテランの風格重鎮ダールトンです。本巻は長年のファンにとっては本当にショッキングな節目のエピソードになりましたね。まさにダールトンにしか書き得ない思い切った大胆な一手で、去り行く常連さん達に寂しい想いが込み上げて来ますが、これもシリーズの活性化を図る為にぬるま湯的な展開を避ける意味があるのだろうと理解してこれからもシリーズの行方をひたすら見守って行きたいと思いますね。
『物質の窪地』クラーク・ダールトン著:強者ケモアウクはローダンの帰還と引き換えに《バジス》の指揮権をよこせとアトランに迫る。一方、物質の窪地に置き去りにされたローダンは二重コンセプトのエラート=アシュドンと再会し遂に‘それ’との接触を果たすのだが・・・・。本編では‘それ’が構築する多数の世界フラグメントやプロジェクション‘銀狐’や‘それ’が語る抽象的で曖昧模糊とした数々の言動の意味合いは凡人の私にはとても理解出来ないですが、まあそれ程深く考えて悩む必要はないのでしょうね。前回ピンチだったエラート=アシュドンが生き別れにならずに一緒のままだったのは良かったと思いますし、強者ケモアウクが悪でなく意外にも善人だった事にホッと一安心しましたね。『ミュータントの決断』クラーク・ダールトン著:

正直、物質の窪地については拍子抜け。どんなに恐ろしい所かと想っていたら、描写は普通に宇宙空間。
●クラーク・ダールトン「物質の窪地」
最後の強者にして最強の強者ケモアウクはライレの目を使う事に失敗、結局、ローダン達と協力する事に・・・そして、物質の窪地に囚われた”それ”の事情もはっきりする。
●クラーク・ダールトン「ミュータントの決断」
物質の窪地を”それ”が脱出するには足りないものが有った。どうやら、ミュータントの幾人かが”それ”の一部に成れば良いらしいのだが・・・
そして、エデンIIの二億のコンセプト達の問題も今、解決の時を迎える。

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