山テントで、わっしょい! 極める「山女子」のヨロコビ の感想

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登山でのテント泊の経験者ですが、「そう、そう」と相槌を打ちながら、あっという間に読んでしまいました。テント泊に興味を持てるきっかけになると思います。

待望のシリーズ3作目。鈴木さんの単行本5冊目です。
鈴木さんの山との関わり方そのままに素直な楽しみ方がいっぱいです。
おなじみの登場人物がステップアップするように、読んでいる自分も成長しているような気分に浸れます。
楽しくかわいいイラストを侮ってはいけません。内容は実に実用的です。
テントやシュラフの選び方から始まって、テント場でのマナーや設営ポイント、更には連泊縦走時の食事メニューの組み方まで、なるほど感いっぱいです。テントを担いで山に行くのは簡単ではないけれど、鈴木さんを見習って妄想登山（他作品に有り）だけでも充分楽しいです。
私の大好きな「麗子ちゃん」もまたまた登場しています。この作品を読んで気に入ってくださったら他の作品も是非読んでみてください。単なるコミック本ではありません。