ローラの傷だらけ の感想

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近年のCDの売り方を危惧した鬼龍院翔は、一切特典がなく、通常盤一形態のみ。
タイトルとバンドネームだけ表記し、余計な物をすべて削ぎ落とした新曲『ローラの傷だらけ』を発売。

タイトル曲に加え『片想いでいい』『愛について』の新曲２曲と、それぞれのカラオケもカップリング。
６曲も収録しているにも関わらず、ジャケットが真っ白な事から、価格（税抜き）は461（し・ろ・い）円！
周囲の反対を説き伏せ、｢楽曲の良さだけで売ってみせる｣「本来のあるべき売り方をしたい」との意気込みだ。
すべて彼の手による作品で、『ローラ』は彼女を想うあまり、ややストーカーっぽさも感じさせる、ユニークなROCK&ROLL。
『片想いでいい』は透き通るようなBALLADで、的場浩司が出演の「いいちこ日田全麹」のCMソング。
一聴して聞き惚れてしまう。繰り返し聴きたくなる。

「音楽だけを売る」に徹底した鬼龍院翔の挑戦！
本人は｢３万枚売れれば・・・｣と予想しているが、すばらしい作品だと思う。

内容の違うDVDや、一曲のみ差し替えたCD、握手券や応募券などくっつけたCDなどで、
初めは初回限定盤と通常盤の２種だったのが、今や６〜９種類も発売するのも珍しくはなく、
意外にもベテランの域のシンガーでも少なくない。
彼の挑戦が、彼の本気が、業界に一石も二石も投じる結果となる事を心から期待している。

ホント、３曲とも良い曲ですって！

しかし、Amazonの価格おかしいって。他はちゃんと498円で売ってるのに。
翔のホンキに水をさすつもりか！