恋染紅葉 2 (ジャンプコミックス) の感想

317 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトル恋染紅葉 2 (ジャンプコミックス)
発売日2012-11-02
製作者ミウラ タダヒロ
販売元集英社
JANコード9784088705828
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

坂本次郎・ミウラタダヒロ「恋染紅葉」2巻。

ラブコメの主人公と言えば基本的に受身が基本縲怩ニいうのがここ最近のトレンドではあるけれど
それと比べると翔太はいつだって一生懸命で、恋に夢中で、自分から行動を起こしている
自らデートを打診したり、相手の職業に歩み寄ったり、
その為にお金を溜めたりと
今時珍しいぐらいに恋に真っ直ぐな少年で、単行本で読むと如何に彼が誠実な人間かがよく分かる作りになっている
その意味でもこれまたピュアピュアな紗奈ちゃんと同じ純真同士、紆余曲折ありながらも仲良くなっていく
そんな過程はこれ以上ないくらいきっちりニヤニヤ出来る、良好な2巻目になってると感じた
勿論もう一人のヒロイン由比ちゃんの存在感も抜群で
多少地道な展開ながらも
徐々に徐々に恋に夢中になっていく各々の様子が楽しめる、真っ当に面白い新刊に仕上がってるんじゃないかと。
たった数分の会合の為に全力で走って駆け付ける、そういう思春期ならではの「全力感」が素敵
ちょっぴり懐かしい気分にもなれる良い漫画だと個人的には思います。

所謂お色気主体の作風かと思われがちだが、
この2巻に目を通した限りそういうシーンは数えるほどしかなく
基本的にはピュアなステップアップラブコメディ模様に物語の比重は置かれている
だからこそ時折入るお色気描写が効果的に目立ってたりもするのだが
あくまで本質はそこではなく
ちょっと滑稽なくらい好きな女の子の為に頑張る男子と
そんな翔太の純真さに惹かれて徐々に心を許していく女子の変遷
要するに「誠実さ」こそがこの物語の本質なんじゃないかなあ・・・と私個人的にはそう思いました
それが単行本で一気に読むと更に手応えとして感じる事が出来たのが実にナイスでした
コメディ部分の賑やかさを担ってくれてる由比ちゃんの存在もまた粋だし
掲載順云々は置いといて
こと内容に関して言えば「順調」って言葉が似合う
丁寧な展開の積み重ねが光る2巻目でした。読切「ふぁみドル!」も同じ方向性の作風なので

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

恋染紅葉 2 (ジャンプコミックス) を買う

アマゾンで購入する
集英社から発売されたミウラ タダヒロの恋染紅葉 2 (ジャンプコミックス)(JAN:9784088705828)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.