文章がうまくなるコピーライターの読書術(日経ビジネス人文庫 ブルー す 4-2) の感想

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タイトル文章がうまくなるコピーライターの読書術(日経ビジネス人文庫 ブルー す 4-2)
発売日販売日未定
製作者鈴木 康之
販売元日本経済新聞出版社
JANコード9784532195410
カテゴリ人文・思想 » 言語学 » 日本語・国語学 » 日本語研究

購入者の感想

「人間、言葉で何でもできる」この本の最初に出てきたこの言葉に、著者の言葉に対する思いの強さを感じました。
言葉は無力とも言うが、それは「その言葉が無力」なのだ。と。

言葉で仕事をしてきた方なので、説得力のある言葉の数々であふれています。

読書をする時に自分に響いた言葉は「写す」「口に出す」「分解して考える」など様々な方法によって消化してゆくことで、自分の感性を磨いていくことが大切なのだと思いました。
コピーライターという仕事はクリエイティブな才能だけで成り立っているように思っていましたが、その才能は自身で研鑽してこそなのだと知らされました。

『そのとき、人はどういう顔をするか。そのとき、人はどういう晴れがましさを覚えるか。そのとき、人はどういうクセを見せるか。そのとき、人はどういう気づき方をするか。そのとき、人はどういう痛みを感じるか。そのとき、人はだれに、なにを話したくなるものか。』
こんな風に人間観察をし、言葉にする。そして私たちが自然に目を留めてしまう名作コピーが生まれるのですね。

著者は「地球温暖化」ではなく「地球高温化」「地表加熱化」など緊迫感のある言葉に置き換えたほうが効果的だ、と政府にも提案しているそうですがなしのつぶてのようです。

折しも複数の日本企業が世界進出のために英語を社用語にというニュースがあった矢先ですが、自国の日本語を見つめなおす意義を感じました。

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