日本人の原点がわかる「国体」の授業 の感想
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参照データ
タイトル | 日本人の原点がわかる「国体」の授業 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 竹田 恒泰 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569809281 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般 |
購入者の感想
日本の「国体」が「天皇」そのものであり、これがなくなったら日本が日本ではなくなること、日本は「君主主権」でも「国民主権」でもなく、「君民一体」の世界で唯一の国であることなどを、力強い筆致で語った感動の一冊。女性天皇と女系天皇の違いや、女系天皇の何が問題かという指摘は、誤解したり理解していなかったりしている人が多い点からして、意義深い。ヨーロッパでも中国でも、贅沢三昧の皇帝や王様の存在にはこと欠かないが、明治天皇は、日清・日露の戦争の最中、戦地の兵隊のことを想い、暖房も使わず、粗食に耐えていたという。また、東日本大震災で天皇陛下が避難所を訪ねられた際、被災者はそのお姿を目にしただけで泣き、その時のことを著者に尋ねられ、また泣き出したという。君主が常に国民の安寧を願い、祈っている。こんな国が、日本以外のどこにあるだろう。この国が、建国以来二千年以上も途切れることなく続いたことは、偶然でも何でもない。この奇跡の国の一員に生まれたことの誇りと幸せを、本書を読み進みながら繰り返し噛み締める他なかった。
終戦後、日本はGHQにより、教育現場を徹底的に踏み荒らされ、今日に至っている。わたくしも、著者と同じく、この国の先行きに不安を覚えることもある。しかし、「欧米人は、十万円の仕事を請け負っても十万円分の仕事しかせず、中国人は、五万円分の仕事しかしないことで五万円得をしたと考え、日本人は、喜んで十五万円分の仕事をする。」という記述を読み、大丈夫、何があってもこの国が亡びることは未来永劫断じてない、という確信が胸中に拡がった。
終戦後、日本はGHQにより、教育現場を徹底的に踏み荒らされ、今日に至っている。わたくしも、著者と同じく、この国の先行きに不安を覚えることもある。しかし、「欧米人は、十万円の仕事を請け負っても十万円分の仕事しかせず、中国人は、五万円分の仕事しかしないことで五万円得をしたと考え、日本人は、喜んで十五万円分の仕事をする。」という記述を読み、大丈夫、何があってもこの国が亡びることは未来永劫断じてない、という確信が胸中に拡がった。
アメリカからなにをなくせばアメリカではなくなり、フランスからなにをなくせばフランスでなくなるのか…読んでいて震えがくる本。天皇と皇室さえ残せば日本というわけではない…日本からなにをなくせば日本ではなくなるかがわかるこれこそ義務教育の必須教科書と思います。あまりに読みやすい。アメリカが禁じた言葉の解説と今もつかわれない呪い…思わずもう一冊買いました。凄いお薦めの本です。