福島第一原発収束作業日記: 3.11からの700日間 の感想
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参照データ
タイトル | 福島第一原発収束作業日記: 3.11からの700日間 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ハッピー |
販売元 | 河出書房新社 |
JANコード | 9784309246369 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 災害 |
※サンプル画像
![福島第一原発収束作業日記: 3.11からの700日間 サンプル画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51WIcDazwyL.jpg)
購入者の感想
真実を伝えるためには、現場の一つ一つの事実に勝るものはない。
著者は、自ら労働し、監督し、計画にも参画する優れた眼力のある人で、日々の仕事を過不足なく淡々と伝えてくれる。
その人柄にも敬服した。
それにしても、熟練労働者が退場して行って、単純労働者や新人の割合ばかりが多くなり、凡ミスが新聞を賑わしている最近の状況は著者がずっと前から憂慮した通りに展開している。
東電を破綻処理して、原発収束企業体をすぐにも作らねば、という提言も納得できる。
著者は、自ら労働し、監督し、計画にも参画する優れた眼力のある人で、日々の仕事を過不足なく淡々と伝えてくれる。
その人柄にも敬服した。
それにしても、熟練労働者が退場して行って、単純労働者や新人の割合ばかりが多くなり、凡ミスが新聞を賑わしている最近の状況は著者がずっと前から憂慮した通りに展開している。
東電を破綻処理して、原発収束企業体をすぐにも作らねば、という提言も納得できる。
本書にはドキュメンタリー的な要素が生々しく書かれており
マクロな視点で書かれた本ではなく、ミクロな視点まさしく現場という本である。
現場の混乱、必至な対応、そして落ち着いてきて指揮系統の矛盾。
東電、政府の現場への対応と、とてもわかりやすく描かれている。
原発従事者の視点からかかれており、プラント運営をしたことの
ある私もとても共感できた。
そのため原発の是非を判断する貴重な資料の側面が強い。
専門的な話が結構あるのでやや読みにくいかもしれないが、
筆者のいいたい福島浜通りを元に戻したいという強い思いが
込められた本である。
この本は利害関係がどうとか、発電コストが云々という小難しいことではなく。
1F(福島第一原発)の現場はこうなんだ!
事故を起こした原発の現場の生々しい声を世界へ!
そう読み終わった後感じた。反原発、原発推進とか立場を忘れて頭を白紙にして
当時TVや東電発表、政府発表を思い出しながら読むことをおすすめします。
マクロな視点で書かれた本ではなく、ミクロな視点まさしく現場という本である。
現場の混乱、必至な対応、そして落ち着いてきて指揮系統の矛盾。
東電、政府の現場への対応と、とてもわかりやすく描かれている。
原発従事者の視点からかかれており、プラント運営をしたことの
ある私もとても共感できた。
そのため原発の是非を判断する貴重な資料の側面が強い。
専門的な話が結構あるのでやや読みにくいかもしれないが、
筆者のいいたい福島浜通りを元に戻したいという強い思いが
込められた本である。
この本は利害関係がどうとか、発電コストが云々という小難しいことではなく。
1F(福島第一原発)の現場はこうなんだ!
事故を起こした原発の現場の生々しい声を世界へ!
そう読み終わった後感じた。反原発、原発推進とか立場を忘れて頭を白紙にして
当時TVや東電発表、政府発表を思い出しながら読むことをおすすめします。