主婦を休んで旅にでた よくばり世界一周! 下 (朝日コミックス) の感想

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タイトル主婦を休んで旅にでた よくばり世界一周! 下 (朝日コミックス)
発売日販売日未定
製作者東條さち子
販売元朝日新聞出版
JANコード9784022141460
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

ロストバゲージはお気の毒で、空港員の対応も日本では考えられないほどひどい。エジプトには一生行かないでおこうと決意させられました。インドのダンボール電池もひどいですね。

しかし後は…旅先で出会った男性の家に泊まろうとしたり(上巻では泊まっている)、あちこち観光案内してもらったり。旅先での出会いもそりゃ醍醐味なのだろうけど、ちょっと無謀すぎるのではと思わずにいられません。性犯罪に遭ってヘタすりゃ殺されていても仕方ない、レイプされなかったのは単にラッキーだったから。

カードの不正使用も、どう考えてもモロッコで出会った男が犯人だろうのに、「いやでも未だに毎日連絡取り合ってるし。犯人だったらそんな事しないはず!」とバカみたいに夫婦ともに信じ込んでいて、だーかーらーそれは日本の感覚でしょ、ヤツらは想像斜め上の外国人なんだから!! とイラつきさえした。案の定ほぼ100%ソイツが犯人だったし。
それも作者がカードの入ったカバンを男に預けたからだし、危機感なさすぎ。

こんな人に「やりたい事はやっとこう!」だの「よい子のみんなは絶対マネしちゃダメ!」 (どっちだよ)だの言われても、全く説得力ありません。

ネタとしてはおもしろいけど、危険すぎてシャレにならないレベル。

無事に帰国できたからいいけど、一歩間違うと犯罪に巻き込まれて「無謀な一人旅」って、叩かれた可能性もあったのではないかと・・・。以前、韓国から北アルプスに登山に来たツアー客が、きちんとした装備してなくて遭難死っていう事件が日本であったけど、その事件が報道された時と同じ気持ちになった。

 しかも、旅先で知り合った男の人にノコノコ着いて行くなど、いい大人のやることじゃない。こんなことしたら日本でだって下手すりゃレイプされかねないのでは?治安の良い日本でも常識的にあり得ない行動を、治安の悪い国でやるのだから、全くもってこの作者の感覚が理解できない。この作者にとって、知らない男に着いていくのは普通のこと? 日本でも着いていくの?

 同じ世界一周もので、旅のハプニングもおもしろさになっている、水谷さるころの「35日間世界一周」「30日間世界一周」とは、ハプニングの質が全く違って笑えない。なんか読んでて、
「さすがにまずいだろ・・・。危険だと感じて避けるのが普通の感覚だろ。いい加減にした方がいいんじゃないか」
 とさえ思ってしまった。

もしかしたら、この本のネタのためにわざと危険な体験を選らんだのだろうか・・・?

とにかく、おもしくなれば何でもいいという訳ではない。常識的な行動をしていただきたい。

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